知床の最近のブログ記事

知床調査 ~2015. 夏~

| コメント(0)


akkymがまた知床に行ってましたー。

えー、年に1回怪我をする、というのが彼のライフワークのようでして、

去年は足の甲だったけど、今年はヒザ。

内側側副靭帯の損傷により、ただ今ヒザが曲がりません!

(なお、怪我はクライミング中でも知床調査中でもなく。興味のある方は直接本人へ。笑)


「治療用装具を着けて羅臼岳も歩けたでぇー。」と言ってたけど、全然すごくないし。(-_-;)


今年の知床では、ワイルドライフがたくさん見れたようで、それは羨ましい。


ヒグマ君


エゾリスちゃん


なんとシャチも!!ウトロの海で見れるのは、すごく珍しいことらしいです。いーなー!!!



そしてそして、S家のワンズたち(笑)。

毎週会ってるのに、こんなとこでもまだ会いますか。。。すごい偶然。




天塩では、アゴ君にお世話になったようで。(鬼の人↓。彼は人間に戻れたのかな?笑)


調査も順調に進んで、内容てんこ盛りの知床調査だったようです。

私も、シャチを見に、また知床に行きたいなー。






知床アゲイン

| コメント(2)

またまたまたまた、akkymが知床に行っていて、帰ってきました~。


もうこれで何回目の訪問とか、いつからいつまで行っていたとか、全然把握してません(汗)。

実は、帰りの日にちも1日間違っていて、明日帰ってくると思って家で寛いでいたら、

「今、羽田」というメールが来て焦ったのはナイショ。。。


まぁいつも通り、こういう感じ(↓)で作業して、シカに遭ったり、クマに遭ったり、

ウルシにかぶれて来たようですが。


とりあえず、ケガなく帰って来てくれたのでヨカッタヨカッタ。

とか言っている間に、次の出張が迫っているのだけど。。。




知床から無事?帰還

| コメント(0)


日本へ一時帰国してたakkym氏が、一応カナダに再帰国(再入国)?。


日本へ戻ってたというより、知床へ戻ってたという方が正しいかも。

もう新鮮さは何もなくなったであろう、かの地も、秋が訪れていて美しかったようで。


写真をもらったので、記録としてペタリ。山はもう冠雪していて素晴らしい景色。


日本は本当に紅葉が綺麗だなー。特に、今年は当たり年だったみたいですね。


そして、当の本人はこんなことになっていたようで、、、、(´Д`;)


お医者さんには「普通は一週間入院が必要」、と言われたそうだけど、

「普通」ではないので、翌日には松葉杖で山を登ってたようで。

ってか、こんな人、見たことないし。。。


一応、予定のことは全部できたそうだし、骨折はしてないので、

無事(?)にカナダに戻って来てくれて、良かった良かった?








知床から帰還

| コメント(2)


akkymが2週間の知床出張から無事帰還。


今年はヒグマのベビーラッシュで、母クマが殺気立ってていつも以上に大変だったとか。

まぁ何はともあれ、本人も一緒に行った人たちも事故なく帰って来れて良かった、良かった。

(って、どんな現場ですか?)


いい天気だった時の写真だけもらったので、思い出(?)に張り付けておきましょう。

shiretoko2014_15.jpg



shiretoko2014_6.jpg



shiretoko2014_16.jpg




2週間、おつかれさまでした。

ってまぁ、またすぐに戻るんですがね。。。^-^;





知床の遅い春

| コメント(0)

 

akkym が知床から帰ってきて、ちょっと落ち着いたので写真を見せてもらいました。

(今回、私は行ってません。)

雪をかぶった知床連山。あぁ、なんて美しいんでしょ。まるで日本じゃないみたい。

Shiretoko_May2013_01.JPG

 

 

Shiretoko_May2013_09.JPG

 

 

海岸についていた親子ヒグマの足跡。

Shiretoko_May2013_14.JPG

 

調査の様子。これだけ天気が良かったら気持ちがいいね。

Shiretoko_May2013_02.JPG

 

 

アメリカから、森の研究をしているForest さんが来日。偶然にも、ウチと同じ名前。

Shiretoko_May2013_06.JPG

 

 

Shiretoko_May2013_10.JPG

 

 

Shiretoko_May2013_12.JPG

 

akkym は、3年前の調査でウルシにかぶれる体質になったしまったのですが、

今回も、またウルシにやられて帰ってきました。

現在、全身にかぶれが発症し、夜も眠れぬ痒みと戦っておられます。。。

どうにかならないもんかねぇ。

 

まぁ、なんやかんやとお疲れ様でした。

・・・と、言っている横で、次回の準備を始めておりますが。

 

 

 

 

斜里岳(1,547m)

| コメント(0)

 

本日の調査&視察場所は斜里岳。

天気は、晴れ、とのことだったけど、山はガスガス。

 

AKB にも来てもらって3人で。このメンバーで、ハイキングに行く日が来るとは。。。

 

常にエクストリームなラインを求めて進むAKB。 (注;沢登りではありません。)

 

本日のルートは、沢沿いのルート。

もう、沢シューズで沢を歩いた方が早いんじゃないか、と思うくらい沢沿い。

 

そして、やたら赤い。

 

羅臼岳より登り易く、気が付けば頂上。

ガスで何も見えなかったけど、100名山のピークゲット。 羅臼に続いて2つ目。

 

チラ見せしてくれた斜里岳の稜線は、北海道の山らしく緑のハイマツに覆われてて、

ガスから見えるその姿がまた神秘的。

学生時代に沢登りで初めて来た時に北海道の山が大好きになって以来、何回も来たなー。

しょぼい装備でヘロヘロになりながら歩いたことを思い出しました。

 

さて、標高を下げていくと、どんどん晴れて、暑い暑い。

 

下界から斜里岳を見たら、こんな感じのソフトクリームになってました。笑

そら、天気予報は「晴れ」でも、山の中はガスだわ。

 

ガスの中だったけど、調査はちゃんとできて、順調順調。

今回は、珍しく天気にも恵まれていた方かな。

 

本日も、お疲れさまでした。

(ちなみに、斜里岳は調査に向かないらしいです。)

 

 

 

知床再訪、羅臼岳(1,660m)

| コメント(0)

 

akkym の野外調査の手伝いで、知床に行ってきました。

とりあえず、北海道っぽい写真なぞをペタリ。

 

 

知床に着いて早速、2年前の調査で行けなかった羅臼岳の1,200mより上の植生を見に行きました。

 

大沢より上は未踏の領域。8月下旬ともなると、雪渓もすっかり溶けてます。

 

 羅臼平から、羅臼岳を臨む。びっしり敷かれたハイマツの絨毯は、目に眩しいほどの緑。

 

 後ろを振り返ると、知床連山が続く。嗚呼、硫黄山まで縦走したいよー。

 

 チングルマももうフサフサで、、、

 

 イワツツジも実をつけ始め、秋の気配が漂います。

 

ハイマツの海を泳いだら、ピークはすぐそこ。

 

ピークにて。知床岬に続く連山。

  

羅臼岳は、オホーツク海と太平洋が同時に見れるピーク。

晴れていたので、国後島もバッチリ見れてラッキー☆

 

---

下りは、各標高ごとに前回の調査場所を確認しながら降りて行きました。

地味な作業で、標高が下がることに疲労がじんわりと蓄積。

そしてようやく最後の、50m地点。これで終わりだ~!!

 

・・・と思って行ったら、カブちゃんが夕食中で、調査できず・・・。

石をゴロゴロ裏返して、石の下の何かを無心に探してました。

母グマがいなくておかしいなぁー、と思って後で聞いたら、育児放棄されてしまった個体だとか。

 

1日で、全部できなくて残念だけど、仕方なし。

歩きと調査で、ダブルの疲労を抱えながら見たオホーツクに沈む夕陽に、

心が吸い込まれそうになりました。

 

きれいやなぁー・・・。

 

 

 

 

 

Nostalgic for North

| コメント(0)

 

2年ぶりに、北の「地の涯」へ!!

 

寒いと思ってダウンとか持ってきたけど、39.3℃で丸焦げ。。。(これ本当?)

 

向日葵もグッタリ。

 

 

 どこ行っても暑いなぁ。。。

 

 

LOUPE

| コメント(0)

 

夫の元に、イラストレーターのTさんが創られている雑誌が届いたようで、見せてもらいました。

 

かわいい~~!!

IMG_3921.jpg

 

これから、今回の調査が、どんなイラストになるのか、楽しみです。

また、皆さんの研究も、これからいろんな「かたち」になるんだろうなぁ。

それまでには、長い産みの苦しみがあるのだろうけど、、、。

(私は、もうすっかりお役御免で、寝込んでます。)

 

研究にしても、作品にしても、モノを創る人はすごいなー。

 

 

 

 

知床合宿に参加して

| コメント(0)

 

長々と記録を書きましたが、失礼しました。

この記録は、多少長くなっても、全部残さねばならぬ、と思い、つい。。。

  

11日間の研究者を目指す若者との共同生活は、私にとってとてもいい経験になりました。

学生である彼らは、驚くほど積極的で、自主性があって、責任感もあって、行動の端々で

大人な一面が見られる一方、少し甘えすぎかなー、と子どもの一面も見られたり、、、。

そんな彼らに対して、あぁすればよかった、こうすればよかった、と

私の中では反省点の方が多いのですが、

何より事故なく、全員が元気に帰ってこれたのでよかったです。

 

また、彼らはとても頑張っていたと思います。

所属や分野、学年も異なる人たちとともに過ごしたこと、お互いの研究を知ったこと、

また海外からの研究者とも毎日英語でコミュニケーションを図ったこと。

長い11日間でしたが、人生の中ではほんの一瞬。

しかし、彼らの人生の中では、少しでも意味のある一瞬になればいいなと思います。

そして、彼らは明るくて本当に仲が良かった。

初対面の人も多かったのに、協調性を乱すことなく、みんな優しい人たちばかりでした。

 

彼らが目指そうとする世界は、とても厳しいことは知っています。

もっと楽な道もあるのに、あえて、厳しい世界で競争するにはそれなりの覚悟が必要です。

もしかしたら、純粋で真面目であるがゆえに、生きることに不器用なのかもしれません。

 

中には、進む道を変えなければならない人もいるでしょう。

しかし、選んだ道が、自分で納得したものであれば、私はそれでいいと思います。

時間がかかっても、進む道が変わっても、満足する道を歩んでいってほしいなと、

一生懸命な彼らを見て、そう思いました。陰ながら、応援しています。 

 

 

 

また、今回の調査を行うにあたって、数か月も前から準備と調整を重ね、現地では26人の意見を

取りまとめながら、雨やクマに応じて計画を立て直したり、、、尽力を重ねた夫に労いの言葉を

かけたいです。

 

今度は、2人で知床へ行きましょうか。

そして、akibaxも誘って、羅臼岳に登ったり、のんびり岩尾別ボルダーで遊びましょうかね。

shiretoko_130.jpg11日間、お疲れ様でした。

 

 

 

 

 

7月19日(月)  雨→くもり (ウトロ→女満別→伊丹 or 羽田)

 

最終日も雨。。。。

朝、7時15分出発。時間厳守です。

 

なので、みんな5時に起床し、朝食をとった後、荷物の最終パッキング。

残った配送荷物をコンビニに持っていき、各々宿の大掃除。ゴミ出しも済ませ、

7時15分に、キッチリ出発できました。素晴らしい!!

 

そして、眠い目をこすりながら、車3台で女満別空港へ。

 

ヨーランは、今日、ここ女満別空港でスウェーデンからの家族と合流し、

北海道旅行が始まるので、ここでお別れ。

最後のあいさつをして、みんなは搭乗口へ進みました。

 

すると、みんなが去った後。小学生くらいの男の子と女の子が、ヨーランに飛びついてきました!

ヨーランが家族と再会した瞬間でした。

このときは、あの堅物そうな顔(失礼!)も、優しいお父さんの顔に。。。ジーンとしました。

奥様のマサコさんも、「どーも、お世話になりましてぇ~!」と、とても素敵でハキハキした方でした。

タッチの差だったので、みんなにも会って欲しかったなぁ。。。

 

------

飛行機は、みんなを乗せて羽田へ。

昼過ぎに到着した羽田では、伊丹へ向かう関西組とアンディを含む関東組とのお別れ。

 

長い間過ごしてきたので、寂しい気持ちもいっぱいですが、またどこかで会えるし、

お互い頑張っていることを励みにしながら、お別れしたのでした。 

 

------

そして、荷物を受け取った関東組は、家に帰る人、大学へ行く人(すごい・・・)、

明日の早朝スウェーデンに帰るアンディは成田へ、、、

それぞれが、いつもの日常に戻っていきました。

 

本州は、すっかり梅雨が明け、夏の太陽が降り注いでいました。

 

 

 

知床合宿、10日目

| コメント(0)

 

7月18日(日)  雨 → くもり (A班;50m、B班(2名);600m→400m→200m)

 

今日で調査は最終日。

余裕を持って、のんびり調査、、、、

shiretoko_073.jpg

、、、なのですが、50m地点は、恐怖のダニ地獄エリア。

N先生や、S君が集中的に被害にあっていたけど、他の人は大丈夫だったのでしょうか?

そして、ツタウルシの被害にあった人も多数。

 

********************************************************************************************************

ダニの解説。

北海道に多いシュルツェマダニは、ライム病の原因となる。

しかし感染するには48時間以上の吸血が必要なので、すぐに払い落とせば問題はない。

ただ、体内にマダニの一部が残った場合は、感染症の原因となるので、皮膚科へ行って除去

してもらうべし。

 

ツタウルシの解説。

ウルシの中でもツタウルシは毒性が最強。

ウルシに触れると、数日経って赤い発疹が出始める。放置しておくと、どんどん酷くなり、夜も

眠れないほど痒くなる。 (←現在の夫)

早めに皮膚科へ行き、ステロイド系の外用薬と、抗ヒスタミン系の内服薬を併用して治療する。

1~2週間で治るが、その後、カシューナッツ、マンゴーでもアレルギー反応が出る場合がある。

*********************************************************************************************************

 

というわけで、急遽、ドラッグストアで軟膏を購入。こういう薬が、救急セットに必要ですね。。。

上が、ウルシにも効くステロイド含む「ベトネベート」。薬局で買える一番キツイ薬です。

下は、もう少しゆるい薬。ダニなら、下で十分。

IMG_3920.jpg

 

みんなは16時くらいに帰ってきて、20時の集荷に間に合うように、

サンプル処理して、必死でパッキング。

 

-------- 

一方、内業組(Iさん、H君、O君の3名)の動きはというと、、、

朝、今日で帰るOさんをみんなで見送った後は、宿の大掃除!!

台所、食堂、男子&女子トイレ、洗面台、お風呂に至るまで、きれいに掃除してくれました。

おかげさまでピカピカになりました。ありがとう。

 

その後、Iさんは「それでは、寝ます!」と宣言して、部屋に消えていきました(笑)。

同様に、O君も死んだように、ぐったりと寝てました。。。

そりゃ、疲れるよねぇ。連日、厳しいボスにこき使われたら。(←うちの旦那です・・・すんません)

H君は、一人黙々とサンプル処理。えらい!

 

----------

そして、私は晩御飯づくり。

今日が最後なので、気合を入れて煮込みハンバーグを作りました。

ぼーっと起きてきたO君も手伝ってくれたので、だいぶ楽でした。ありがとう。

 

いよいよ、最後の晩餐です。

 

ひとしきり食べ終わった後に、ヨーランがすっと立ち上がり、

「少し、お話させてください。」と、日本語で話し始めました。

みんなが温かく接してくれたこと、とても感謝しているということ、

学生たちの熱心な姿に感動したこと、

明日、家族が北海道に来るので、自分は北海道に残るということ、

スウェーデンに来ることがあったら、何でも協力したいということ、、、、

 

英語も交えながら、丁寧に話してくれました。

少し堅物そうに見えたヨーランですが、後半はどんどん打ち解け、たくさん話をしてくれました。

また、最初は大人しかったアンディも、積極的にみんなに入っていきました。

慣れない日本での共同生活で、ストレスもあったと思いますが、2人と一緒に過ごせて

本当に良かったと思ってます。

 

 その後は、みんなからも一言。(英語または日本語で)

そして、最後に殿から、「グッジョブ、エブリワン!英語で論文、書いてね。」

・・・という感じの英語のスピーチがあって終了。

 

最後の夜は、各々名刺交換のしたり、お互いの研究の話をしたり?、プライベートな話をしたり?

荷物をつめたり・・・・、遅くまで起きていたようでした。

 

 

 

 

 

知床合宿、9日目

| コメント(0)

 

7月17日(土) はれ (全員で、1200m!)

 

今日は、いよいよこの調査での最高地点、1200mまで上がる日です。

朝、4時30分に出発で、朝ご飯を食べる時間がないので、母ちゃんはにぎり飯を作りましたよー。

今日は、akibaxも手伝いに来てくれるので、3人分くらいの助けになります。

 

上のほうは、沢沿いに雪渓が残っていたようでした。

shiretoko_050.jpg

 

こちら、マングローブの研究をするミャンマー人TゥTゥさん。

今回は自分の研究じゃないのに、全日参加で手伝ってくれました。ありがとう。

shiretoko_052.jpg

 

みんな、楽しそうだな~~。いい顔してますね。

shiretoko_058.jpg

 

 所属も、学年も、身長も(!)違うけど、みんなすっかり仲良しです。

shiretoko_069.jpg

 

この先が羅臼平。頂上はもうすぐなんだけど、今回はお預けでした。

shiretoko_067.jpg

  

1200mまで行ってきたみんなの顔は、なんだか清々しく見えました。

あと1日あるけど、調査も先が見えてひと段落。今日で最後の人もいるので、今日が打ち上げ!

 

今日は、靴擦れがひどく参加できなかったM君と肉豆腐を作りました。ありがとねー。

そして、みんなのために、タラバガニと刺身をプレゼント!! (写真とるの忘れた・・・)

本当に、お疲れ様でした~~~!

初めて食べたヨーランとアンディも、「美味しい、美味しい!」と、珍しく興奮してました。

 

一方、カニ嫌いの夫は、臭いで完全にノックアウト。。。

フラフラと席を立ち、今日の晩御飯は食べられなくなってしまいました・・・。

ま、それでもみんなが喜んでいたので、よしとしましょう。

 

  

 

 

 

知床合宿、8日目

| コメント(0)

 

7月16日(金) 快晴 (A班;終日内業、B班;600m ,14時まで調査→内業 or 羅臼)

 

今日は、終日宿で内業する人もいるので、私も今回初めて一緒に調査に同行できました~! 

 

しかし!

朝から寝坊する人がいたり、忘れ物をする人がいたり、、、で出発が予定より大幅に遅れました。

(かく言う私も、忘れ物をした一人です・・・。ごめんなさい。)

 

作業も終盤になり、みんな疲れがピークにきているようです。

また、今日から2人減って、全部で16人となりました。当初の3分の2の人数です。

本日の作業内容は軽めだし、今日は無理せずのんびりしましょう。

 

IMG_3813.jpg

 

初めて一緒に歩いて、みんなの植物の同定能力に驚いたー。葉っぱを見た瞬間、

「オオカメノキ!」「エゾイタヤ!」「ウダイカンバ!」、、、言い当てていました。さすが、プロだ!

 

そして、途中から参加の選手、K君(↓)、動きまくり、登りまくりで、フレッシュ感満載でした。

IMG_3818.jpg

 

葉っぱの採集も、みんな精力的に動くので、あっちゅーまに集まりました。

IMG_3824.jpg

 

年輪を抜いている様子(↓)。大物のようで、2人がかりで抜いてました(笑)。

IMG_3857.jpg

 

作業は14時くらいに終了したので、その後は宿に戻って内業する人と、

羅臼側へ観光に行く人とに分かれて行動しました。

 

私は、知床峠を越えて羅臼側へ行く組に参加。 

これがあの嵐だった知床峠か~。今日は、国後島までバッチリ見えました。(国後島、長っ!)

こんな時でも、「ここで調査したら、このハイマツの海を泳いで・・・」。

あくまで、研究者目線の彼らに感心しました。

IMG_3887.jpg

 

みんなが連日歩いている羅臼岳も、きれいだねぇ。

IMG_3891.jpg

 

羅臼で、ほっけを仕入れて帰りました。   (あ、写真と本文は関係ないです。笑) 

IMG_3899.jpg

 

本日の夕飯は、やきそばと餃子。

しかし、これは失敗。全員で作ったけど、台所が戦場のようになりました・・・(汗)。

同時に餃子も焼かないといけないし。ホットプレートは調子が悪く、温度が上がらなかったし。

 

味はとてもおいしかったけど、手間がかかるので、焼きそばは今後ないな。

24人前のフライパンを振ってくれたK君、ありがとう。腕、パンパンになったでしょ?ごめんね。

 

一方、羅臼産ほっけは絶品で、ヨーランとアンディは、おいしい、おいしい、と

日本人以上にきれいに食べてました。

  IMG_3902.jpg

 

夜のミーティングでは、昨日・今日の反省点が指摘され、 明日、いよいよ迎える最高地点1200m

に向けて、全員でネジを締めなおしました。

 

明日は、4時30分出発。

今日一日でリフレッシュできたし、しっかり準備をして、しっかり寝て、いい一日を迎えましょう!

 

 

 

知床合宿、7日目

| コメント(0)

 

7月15日(木) はれ  (A班;200m、B班;800m)

 

今日も、朝から快晴。

「ストレス溜まってるんじゃないかな、、、」という私の心配は無用のようで、

みんなは元気に調査へ出かけていきました。

 

オホーツク展望にて。

みんな笑顔だけど、ここの岩峰は、クマの好物・エゾアカヤマアリの巨大な巣になっています。

前日、クマに出会ったのも、ここでした。。そして、このアリは噛まれると痛いので、気をつけて!

shiretoko_090.jpg

 

 これは、「成長錐」、つまり年輪を抜いているところ。もう手慣れたものです。

shiretoko_100.jpg

 

下山の様子。暑そうだけど、いい顔してますねー。お疲れ様。

shiretoko_110.jpg

 

この日は、調査が早く終わった200m作業班が、羅臼方面へ観光へ行き、名湯(?)「熊の湯」に

入って食事の時間前に帰ってきました。

一方、800mまで上がって、いつもどおり夕方まで作業をしていた班の一部の人が、

温泉にも入らず、晩御飯作りを手伝ってくれました。

 

ここで、残念なことがチラホラ。

観光に行った人が、ご飯を作ってくれた人たちに対してお礼が言えた人は少なかったようです。

観光に行くのがダメだと言っているのではありません。息抜きも必要です。

しかし、自分のためにしてくれたことに対しては、当たり前だと思わずに、きちんと感謝しましょう。

長い集団生活の中で、お互いが疲れているからこそ、助けてくれた人に対しては、「ありがとう」と

言うべきだと思います。

 

いうことで、今日の晩御飯は、普段料理を全くしない夫が作ったビーフシチュー、

S君が火傷をしながら(?)手伝ってくれたカボチャのサラダ。

両方ともおいしかったです。ありがとう。 

 

そして、本日が最終日の忠実なイエスマン・K君と、通訳担当・H君には、「よく頑張ったで賞」と

して、少しだけどウニとイクラをプレゼント。 

ここでも、2人に「おつかれさま」と言えましたか?

私には、「いーなー。」という声しか聞こえず、少し寂しく感じました。

 

 

 

偉そうなことを書きましたが、少しオバサン目線でみた感想です。。。 

 

 

2018年9月

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

最近のコメント

月別 アーカイブ

アーカイブ

海外ツアー情報