長々と記録を書きましたが、失礼しました。
この記録は、多少長くなっても、全部残さねばならぬ、と思い、つい。。。
11日間の研究者を目指す若者との共同生活は、私にとってとてもいい経験になりました。
学生である彼らは、驚くほど積極的で、自主性があって、責任感もあって、行動の端々で
大人な一面が見られる一方、少し甘えすぎかなー、と子どもの一面も見られたり、、、。
そんな彼らに対して、あぁすればよかった、こうすればよかった、と
私の中では反省点の方が多いのですが、
何より事故なく、全員が元気に帰ってこれたのでよかったです。
また、彼らはとても頑張っていたと思います。
所属や分野、学年も異なる人たちとともに過ごしたこと、お互いの研究を知ったこと、
また海外からの研究者とも毎日英語でコミュニケーションを図ったこと。
長い11日間でしたが、人生の中ではほんの一瞬。
しかし、彼らの人生の中では、少しでも意味のある一瞬になればいいなと思います。
そして、彼らは明るくて本当に仲が良かった。
初対面の人も多かったのに、協調性を乱すことなく、みんな優しい人たちばかりでした。
彼らが目指そうとする世界は、とても厳しいことは知っています。
もっと楽な道もあるのに、あえて、厳しい世界で競争するにはそれなりの覚悟が必要です。
もしかしたら、純粋で真面目であるがゆえに、生きることに不器用なのかもしれません。
中には、進む道を変えなければならない人もいるでしょう。
しかし、選んだ道が、自分で納得したものであれば、私はそれでいいと思います。
時間がかかっても、進む道が変わっても、満足する道を歩んでいってほしいなと、
一生懸命な彼らを見て、そう思いました。陰ながら、応援しています。
また、今回の調査を行うにあたって、数か月も前から準備と調整を重ね、現地では26人の意見を
取りまとめながら、雨やクマに応じて計画を立て直したり、、、尽力を重ねた夫に労いの言葉を
かけたいです。
今度は、2人で知床へ行きましょうか。
そして、akibaxも誘って、羅臼岳に登ったり、のんびり岩尾別ボルダーで遊びましょうかね。
11日間、お疲れ様でした。
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