アメリカの最近のブログ記事

 

さて、お次は本土を離れ、島を目指します。

 

フロリダ半島の先から更にずーーーーっと"Key(キー)"と呼ばれるサンゴ礁の島が

約50個続いていて、これら全部合わせてフロリダ・キーズと呼びます。

そして、一番西の端の島は"キー・ウェスト(Key West)"と名付けられてます。 


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そして、島どおしは橋がかかっていて、全部High Way1で繋がっていて、車で走れます。

橋は、長いのから短いのまで全部で42個ある。短いのはすぐ次の島に到着。

 

島を走っている時は、マングローブの生えたこんなにきれいな海がすぐそばに!

美しすぎる!!

けど、近すぎて、ハリケーンの時、大丈夫なんだろうかと心配になります。

そして、いよいよハイライト。一番長い橋、セブン・マイル・ブリッジへ。

名前のとおり7マイル(11km)もある。一旦手前で停止して、遠目からパチリ。長いなー。

   

さぁ、行きますか。バビョーンと爆走!!気持ちいい~~~!!

セブンマイルブリッジの横に並行して小さい橋が走っているのですが、これ、実は鉄道跡。

ハリケーンで破壊されて、現在は観光用に歩けるようになってます。

 

そして、ようやく本土から2時間ほどかけて、キー・ウェスト上陸。はるばる来ましたなぁ。

 

島の突き当りまで走ると、看板を発見!Highway 1  "END" MILE0。 

最果てまで来たら、終わってしまった感があって、なんか寂しい。。。

 

・・・と思って、車を止めて、対向車線を見に行くと、、、、

!!!BEGIN!!! 北へ!!!

そうです。ここは終わりでもあり、始まりの場所でもある。

物事は全てそう。終わりも始まりも表裏一体。考え方を変えるだけで、とても前向きな気持ちになる。

ちょっとしたことですが、ハッとした瞬間でした。

 

キー・ウェストでは、NOAA(National Oceanic and Atomospheric Adoministration) の

博物館を訪れたり、

フォート・ザッカリー・テイラー州立公園 (Fort Zachary Taylar State Park) を訪れたりしました。

 

ちなみに、ここは、キー・ウエストで一番美しいビーチがあります。  

滞在中、強い雨が降ったけど、涼しくなって気持ち良かったです。 

 

Big Cypress National Preserve

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続いてやってきたのは、ビッグ・サイプレス国立保護区。

サイプレス(cypress) とは、ヒノキですが、大きなヒノキが乱立しているわけではなく、

Big Cypress Swamp (ビッグ・サイプレス沼地) という沼地を保護している地区です。

 

まず、ロードサイドパークというウォークボードを歩く。

フロリダ南端はほとんど湿地帯なので、公園内はボードが整備されていて歩きやすいです。

坂ないし、平らだし。ほんと、どこもバリア・フリー。

のーんびり30分ほど歩くと、沼地出現。

そこには、沼杉という木が沼からたくさん生えてました。

この沼杉、根っこの一部がタケノコみたいにニョキっと生えてます。

これは気根と言って、呼吸器にあたるものらしい。へー。

そして、こんなに大きな沼杉が群生しているのは珍しいみたい。ほほー。

いろいろ教えてもらいながら、往復して終了。

 

その後は、見どころと言われる未舗装のループ・ロードをドライブ。

運が良ければ、シカとか、フロリダ・パンサーとか、クマが見れるらしいです。

景色はひたすらこんな感じ。

私たちは運がないので、全く何にも遭遇せずに、車が砂で真っ白になって終わりました。

 

しかし、フロリダって本当にフラット。

ここで生まれ育った人は、山に憧れたりしないのかなぁ。

お年寄りにはいいかもしれないけど、クライマーにはとても住めません。

クライミング・ジムとかあるのかなー。

 

 

 

Biscayne National Park

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国立公園&保護区めぐりは続きます。

 

続いて訪れたのは、ビスケーン国立公園。

ここは、海の生態系保護の目的で制定された海洋系の公園なので、

海に出るか潜るかしないとその価値が全くわかりません。

 

んが。

ただ今のシーズンは週末しかボートが出てないので、月曜日に行った私たちは海に出れず。

 

なので、海の上にはウォークボードを歩いて、できるだけ海に出てみる。

海抜0メートルの道をテクテク歩いて、岬の先端まで歩いてみると、

 

ペリカンがやたらいました。飛ぶ姿が滑稽で、笑える。

お食事中のようで、飛んだと思ったら、

DSC07257.JPG

 

頭からダイブっ!!!豪快なお食事でした。

 

人もいなくて、のーんびりしてて、鳥もたくさんいて平和そのものでした。

   

でも、ボートが出ている日に訪れた方がもっと良いと思います。

 

 

Evergrades N.P./Shark Valley

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エバーグレイズ国立公園内にある、シャークバレーと言うところに行ってきました。

 

ここのトレイルは一方通行のループになっていて、トラムかチャリで一周できます。

私たちはチャリを選択。

北米では珍しいママチャリが与えられます。カゴは後づけで1パーティーに1つ。

道は平らなので、ブレーキはなし。

「ハンドルを180度回転すれば止まる」、と言われる。(そ、そうですね・・・。)

DSC07114.JPG

 

いきなり、野良ワニ発見。充電中のようで、フリーズ。

こちら、「Grate Blue Heron」。青サギ。

大きくて青い容姿がとても美しいのだけど、、、

 

近づくと、「ボケェ~!」と言いながら、飛び去って行かれました。。。

 

道はフラット。行けども行けども景色は変わらず・・・。

話す内容は、「平坦な人生と、起伏のある人生と、どっちがいい?」 的なことになります。

見渡す景色は、こんな感じ。いわゆる「湿原」です。

 

出会う人も同じ。

こいつか、、、(充電中のためフリーズ。)

 

こいつか、、、(羽、乾かし中のためフリーズ。)

 

両者のコラボか・・・。(全く動きナシ!)

 

「色んな人に出会って、多少のアップダウンないと、人生おもろないよな・・・。」 的な展開になります。

(うん、うん、きっとみんなそうだ。)

USA_2011_184.JPG

 

人生について教えられた、シャーク・バレーでした。

 

それにしても、一周、4時間、あー辛かった!!!

 

 

 

Evergrades National Park

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腰を痛めている間に、重い腰をよっこらせっと上げ、フロリダ編を書きました。

少々季節外れではありますが、おヒマつぶしにでもどうぞ。

 

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アメリカ、フロリダ半島の南端に広がる「エバーグレイズ国立公園」に行ってきました。

大きな地図で見る

 

地理的にはほとんどメキシコ。キューバは目の前。

マイアミのカフェも、店内はスペイン語のネイティブの人たちが片言の英語で対応してくれます。

(人によっては、全然英語話せない人もいる。)

人種的にもカリビアンっぽい人が多かったし、アメリカっぽくなくて、新鮮でした。

 

さて、フロリダは基本的にほとんどが湿地帯なので、どこを見ても超フラット。

お年寄りに優しい、バリアフリーなところです。

しかし、大湿地帯だったのに、農業に適さない地域を無理やり農地にしたり、

ネズミ―ランドなどのテーマパークができたりして、人為的に土地が改変されたところでもあります。

 

エバーグレイズ国立公園は、まだ貴重な自然が残っているところを保護する目的で国立公園になりました。

公園内は湿地帯が広がっていて、すごい数の鳥がいます。鳥好きにはたまらんかも。

 

そして、野良ワニもウジャウジャ。

こちらはどこにでもいる温厚なアリゲーター。基本、フリーズしてます。

(めったに見れない希少種は獰猛なクロコダイル。違いはわかりません。)

 

こいつは、「アンヒンガ(Anhinga)」という水陸両用の鳥で、足は水かきがついていて、

水中を泳いで魚を狩ります。かなり大物をしとめて、飲めずにいる子(↓)。

その子の奮闘シーンを収めた動画がこちら(↓)。


 

 

 

しかし、致命的な欠点があって、一旦泳ぐと羽が濡れてしまい、乾くまで飛べまへん。

ということで、ただ今乾かし中(↓)。これまた基本、フリーズ。

USA_2011_054.JPG

 

こちらはオスプレー。最近、完全に猛禽類のファン。かっこいいなー。

こちらの猛禽類は、「Black Vulture」 。飛んでいる姿はとてもかっこいいんだけど、、、

近くで見るとかなりイケてない。。。ターキーの仲間で、警戒心なくウロウロ歩いてます。

えーぃ、寄るな!

こちらは「Great Egret」。シラサギみたい。    

さぁ、せっかくなので、ボートに乗って川から海まで出てみよ~。

お、希少種のクロコダイル発見!!

しかも子供2匹いる~。一緒に日向ぼっこしてる~。子供はかわいいねぇ。

 

こちらも希少種のマナティー。水面にはほとんど出ず、これが限界。

と思ってたら、デッキの端っこに一頭いました。

えー。なんか、汚いしー。

マナティーは水中で見るほうが、美しいと思います。人魚に見えるらしいし。

 

そんな感じでプライムタイムを待って、夕焼けの写真を撮って帰りました。

ワニと鳥の楽園、エバーグレイズでした。

 

Red wood N.P.

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ヨセミテでジャイアント・セコイアを見てしまった今や、巨木を見ても感動しないかも、、、

という不安も不要なくらい、レッド・ウッドは更にデカかった~!!

 

Lady Bird Johnsin Grove へ行ったのですが、、、駐車場に生えてる木もデカイ。

木と車。縮尺、なんかおかしい。。。

 

 

チムニー登りするakkym。

ちなみに、このコースト・レッドウッドもセコイアの一種。

ジャイアント・セコイアと比べると幹は細いが、高さが高い。ズングリムックリなジャイアント・セコイアより凛としてスマートな印象がしました。

 

そしてこの辺りは、年間を通じて雨の日が多い、と聞いていたけど、まさかの晴天。

 

海岸線ドライブにパーフェクトな天気。まぁ、たまにはこんな日もあってもいいよね。

ということで、長かったような短かったようなロードトリップもこれにて終了。

カリフォルニア → オレゴン → ワシントン の西海岸を北上しながらカナダに帰ったのでした。

 

カナダもいいけど、アメリカも良かったなぁ、、、と思ってみたり。 

Yosemite/観光編

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ヨセミテ国立公園は、クライミングだけでも忙しいのに、観光する場所も多くて、登れない日も全然ヒマしませんでした。

 

ヨセミテ・フォールズ(↓)。2段滝になってるので「フォールズ」。

秋には枯れてしまう滝も、春は雪解け水が大量に流れ出て、凄い爆音を立てながら水が流れ落ちていきます。

バックり割れたハーフドーム。

黒いシミは「ハーフドームの涙」と呼ばれて伝説があるのですが、それを知ってちょっとショック。。。

なんでも、DV夫が妻を殴り続けている様子を神が見て嘆き、夫をワシントンコラムに、妻をハーフドームにして、永遠に別れさせたとか。そして、黒いシミは、妻が殴られたときに流した涙だとか、、、。

もうちょっと、ええ話作れんかったんかいな?

 

akkym の青春、ノーズ。

何回その話聞いたか、っちゅーくらい色々な思い出話を披露してくれました。

 

湖面に映る美しいカッシードラル。これは、誰の青春でしょうか?

 

岩もデカけりゃ、木もデカかった~。こちらはポンデローサパイン。 

 

倒れたジャイアントセコイアの木の根っこ。

 

何しかデカイ、ジャイアントセコイア。昔は車でこの下を通ってたとか。

しかし。

結構回ったけど、まだまだ行ってないところもたくさんあります。

また、観光と登りに行きたいな~。行けるかな? 

 

 

 

Yosemite/キャンプ編

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「ヨセミテではキャンプ4しか泊まれへん。」

そう言うakkym の言うとおり、キャンプ4は、居てるだけで気持ちのいい場所でありました。

 

朝の様子。以前のように、早朝から並ぶのは禁止だけど、オフィスが開く時間になると長蛇の列。

これ、新規客がキャンプサイトを取るための列です。

 

幸い、私たちが到着した日はまだガラガラだったのであっさりテントサイトをゲット。

 

クマが出るので、フードロッカーに食料をいれなければいけません。

そして、そのフードロッカーは調理台に丁度いい高さでした。よぉ考えてます。

 1サイトに6人、なので他のグループと相サイト(?)となります。テーブルもファイアー・ピットも共有なのでそれもまた楽し。

オハイオから来たカップルと一緒にキャンプファイヤー。マシュマロ・サプライズ!を教えてもらいました。

火で溶かしたマシュマロとハーシーズのチョコを、グラハムクラッカーで挟んで食べる。旨っ!!

レスト日の昼間は、のーんびりおしゃべり。

バンクーバー在住のオーストラリア人B。またどっかで会うでしょう。

(後日談: 翌年、スコーミッシュで会いました。笑)

そんな感じに、キャンプ4でのキャンプは毎日楽しかった~。

ユタの砂漠キャンプも、何もなくてそれはそれで楽しいけど、キャンプ4は色んな人と知り合いになれるので楽しい。シャワーも浴びれて快適です。

 

 

Bryce Canyon N.P.

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ブライス・キャニオン国立公園に行きました。

まだ雪が残っていて、それはそれでとても美しい景色が広がってました。

この下に降りれるのだけれど、今年は雪が多くて、まだ一部ルートが閉鎖されていました。

なので、上から写真をたくさんとりました。岩だけ撮ったら、何がなんだかわかりませんね。

 

右に見えるのが、「Sinking Ship(沈みゆく船)」と言われ、タイタニック号を彷彿させるものだそうです。

目の前には、根っこむき出しで岩に這いつくばっている木がいて、その逞しさにビビリました。

この日から、akkym が足の指の痛みを訴えだして、あまり歩けず。

まぁブライスキャニオンはあまり激しいトレイルはなく、上から景色を眺める、というパターンが多いのでちょうどよかったかな。

 

 

 

Zion N.P.

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ザイオン国立公園に行きました。

「Zion」の由来は、エルサレムにある「シオンの丘」で、ヘブライ語で「隠れ家」の意味だそうです。

 

朝イチから、オブザベーション・ポイントへハイキングへ。

ここは谷から655m上の台地に上がり、ザイオン・キャニオンを一望できるポイント。

 

最初は、ここの壁をつづら折りに歩きます。見た目ほど辛くない。

 

渓谷沿いを歩いたり変化があって楽しかったです。 

 この時期だったからか、たくさん花も咲いててきれい。こんな乾いた岩の隙間から逞しく生えてました。カナダでもよく見るインディアンペイントプラシ。

 

左にある黒いフェイスが、「ムーンライト・バットレス」(5.12+, 9P)。

アレックス・ホノルドはこの壁を83分で フリーソロしたんだと。もう凄すぎてよくわからん。

 

 

途中で、岩が黄色くなってきて、不思議ー。 

 

 

意外と早くポイントに到着。上から見下ろすザイオン・キャニオンはこんな感じ。

Big Bend という、川が大きく蛇行したところも見えて圧巻。

 

 頂上大地は、だいたいどこも同じ高さに揃っててます。

 

下りてきて、隣の壁を見上げてみた感想。「ほほー、登れそうじゃない?」。

そして、予想通り、終了点アンカーを発見したのでした。ここもルートのようです。

(もはや岩壁はクライマー目線でしか見てません。)

 

あとは、ナローズをいう渓谷付近を散歩。

今年はまだ雪が残っていてナローズ自体はクローズしてました。

人慣れしているパイカによく出会いました。何もあげないよー。

USA_0280.JPG 

 

 

 

Arches N.P.

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インディアン・クリークのレスト日に、アーチーズ国立公園に行ってみました。

秋にも来たことがあるのだけど、まだ見れてない「ランドスケープ・アーチ」を見るために再訪。

 

デビルス・ガーデンのトレイルから15分ほど歩いたら到着。これが、ランドスケープ・アーチです(↓)。

差し渡し88.4mで世界最長のナチュラル・ブリッジ。

DSC03803.JPG

昔は下をくぐれたけど、近年崩落が激しく、立ち入り禁止。いつ壊れてもおかしくないらしいです。

 

あまりに歩きが軽かったので、もひとつ奥の「ダブル・オー・アーチ」というのを見に行きました。

だいたい想像できますが、おそらく、メガネ型なのでしょう。

 

で、来てみたところ、、、

 

 

 

 

オー!!

DSC03823.JPG

 

2階だての「ダブル・オー」でした。意外っ!

 

 

これでアーチーズでも目玉のアーチはほぼ見れました。 

そんなわけで、満足しながら、オフィズスに挟まりつつ、帰ったのでした。

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Mesa Verde N. P.

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メサ・ベルデ国立公園に行きました。

 DSC03025.JPG

今から1400年前、緑(ベルデ)豊かな台地(メサ)に600年住んでいた古代プエブロ族は、

ある時突然家を捨て、断崖に移り住みました。

1家族用の小さな家から、大規模マンションまで、さまざまなタイプの住居を建てました。

しかし、その社会は100年ほどで崩壊し、人々は忽然と姿を消したようです。 

 

文字を持たない彼らの歴史は、想像するしかなく、

それが、 とてもミステリアスで神秘的で、現代人を魅了しているのでしょう。

 

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しかし、ほんと、なーんでこんなところに移り住んだんでしょ??

夏は暑いし、冬は寒いし・・・。

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遺跡の見学は、夏は自由だけど、冬はツアーじゃないとできないので、参加しました。 

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無料のツアーでしたが、予想以上に詳しい解説をしてくれるレンジャー。

残念ながら日本の国立公園じゃありえません。

 

 

 

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