日ごろお世話になっているakkym のホスト研究者のお宅にお邪魔し、一緒に夕食を食べました。
うちで日本食を作っていって、向こうのお宅へデリバリー。
メニューは、
・ テリヤキつくね
・ ナスの素揚げ
・ ホウレンソウのおひたし
・ 海藻と豆腐のサラダ
・ 十六穀米ご飯
・ 抹茶ローフ （十勝あんこ添え） 以上、6品。
ご飯のメニューは、今まで何度かカナダ人に作ってみて評判の良かったもの。
ナスとかお浸しとか、「ザ・日本食」って感じの見た目だし、カナダ人も食べやすいみたいです。
しかし、デザートの抹茶ローフは初めて作ったので、味も反応もドキドキでしたが、
思った以上に良かったです。みんな、「Maccha」というだけで、興奮してました。
北海道から持ってきてもらったアンコも予想以上に気に入られました。（サンクス、Akibax！）
ルームメイトにも分けてあげて、「よかったら試しにアンコも付けてみたら？」と薦めたところ、
1㎝くらいの厚さで全面にベタ塗りしていたので、日本人的には若干ビビリました。。。
つけすぎだよ（笑）！
今日はゲレンデ。サンシャインに行ってきました。
しかし、ゲレンデといっても侮ることなかれ。
サンシャインのデリリウム・ダイブは、世界中でもトップ10・オフピステに入るほどの斜面です。
雪の状態が不安定でずっとクローズしてましたが、3/15にようやくオープンしたようです。
中に入るには、ビーコン、スコップ、パートナーが必要です。
降雪のあった翌日に朝から乗り込んだけど、アバランチ・コントロールで開いたのは昼前。
ドキドキしながらゲートをくぐりました。
アプローチの階段を下りるところで、スリップしそうでちょっとビビりました。
周りは岩ばかりで、どんな斜面を滑らされるのだろうとドキドキしながら覗き込みました。
しかし、斜面は◆◆の割にはソフトグレードで、滑りやすい激パウ、オープン斜面でした～♪♪
少し滑られてますが、全然気になりません。広がっている下部はほとんど残ってたし。
うほーーーー！と叫びながら滑りました。
2本目。視界も明るくなってきた～。
懲りずに3本目。
もうギタギタかな～？？と思ったら、奥のギャラクシー・エリアがオープン。
ちょっと稜線を歩くけど、せっかくなので行ってみました。
久々に、ザックにスキーをつけてツボ足で歩いた。。。
こっち側に落ちたらヤバイねー、、、と言いながら、久々の岩稜歩きを楽しみました。
ついてビックリ！
本当に開きたてだったので、真っ新な斜面が広がっていて思わず歓声をあげました。
ここ、滑っていいの～～！？と言いながら、迷わずダイブっ！！！
しかし、、、、
ほとんど岩盤帯で、その上に浅く雪が乗っている程度なので、ターンのたびに、「ガリっ！」。
板が痛む～～～！！と泣きそうになりながら、せっかく歩いたけど、トラバース気味に戻り、
トレースの少ない部分を選んで滑りました。
しかし、オープン斜面で長い距離を一気に滑るのは気持ち良かったなー。
最近また雪が降り出したからか、ダイブもまた閉まってるみたいです。
なかなかオープンしないのが、また魅力的ですね。
長い冬に少し飽きてきて、そろそろ暖かい所で登りたいと思ったりしてるのですが、
まだまだロッキーのスキーシーズンは続いています。
というわけで、今回はレイク・オハラの駐車場から行くPope's Peak に行ってきました。
"Pope" とはローマ法王のことをいいます。なかなか神聖な響きの山ですね。
比較的なだらかな斜面をのんびり歩く。
相変わらずMちゃんは強かったー。後半、ほとんどラッセルしてくれてました。
ピークには行かず、ショルダーまで。（ピークに立つにはロープいるよ！）
さて、どこから滑ろうかなー？駐車場に直接降りる方向が楽だし～、あのあたりか？
上からはハイウェイも確認できます。
えぇーい。もう滑りたいところを滑ろうっ！ 良いところを選びながら適当に滑り降りました。
滑りも上手なMちゃん。
パウダーよりも狭いシュートを滑りたい！・・・と言いつつしっかりフェイスショットを楽しむakkym。
なかなか良い雪に興奮ぎみなTさん。
上のいいところをヨーヨーしても良かったのだけど、気が付けばもうボトムまで降りちゃいました。
ボトムのトラバースも短く、しかも下って楽ちん。
ってことで、15時には駐車場。でもほとんど滑れて無駄もなく。
夜の部では、友人宅に日本食、梅酒を持ち込みでお腹も満足♪♪
久々のバックカントリーに、大満足な1日でした。
ここ最近のakkym は、日本で起こった地震に起因する数々のニュースと、地震の日に
起こった白馬での雪崩事故の知らせにより、だいぶ気持ちを沈めていました。
（今の日本だと、小さくしか報道されてないかもしれません。）
予定していたスキーツアーも中止して、akkym は黙々と部屋に籠ってひたすら仕事。。。
数日後、その様子を見たルームメイトたちが心配して、「気分転換した方がいいよ。」と
飲みにつれ出してくれました。
で、その日はちょうど、St. Patrick Day。
アイルランドの祝日で、アイルランドにキリスト教を広めたパトリックさんの命日だそうです。
パトリックさんは、キリスト教の三位一体を表すのに、クローバーを使ったので、
この日はクローバーや緑のものを身に着けてお祝い。（緑のものを身に着けないと、ツネられる。）
ちなみに、お祝いの方法は、アイリッシュ・ビアを飲みまくるだけです。
そんなこともすっかり忘れていた私たちは、普通に赤とか青の服を着て行って、
パブでは完全に浮いてました。。。。なぜか、恥ずかしー。
2件目では、ライブ付きで、みんなが飲みまくり、踊りまくり、、、
こういう場所に来るのは何年振りだろか・・・？
こんな時期に不謹慎、と言われるかもしれませんが、私たちにはいい気分転換になりました。
心配してくれる人がいて、こういうことを楽しめるのも、本当にありがたいことなんだなー。
友人に感謝。
地震が起きてから、東北や関東圏の様子を聞いているうちに、
日本を離れて普通の日常を送っていることが後ろめたい気持ちになり、
いろんなことが滞りがちになってましたが、止まってばかりもいられません。
自分たちは1年間という限られたカナダでの生活の中で、進んでいかないといけないので。
というわけで、ここ最近あった出来事を列挙。
１．英会話講習、終了。
平日の晩、週2日通っていた町が主催する英会話講習が修了しました。
（まぁだからと言って、何かが終わったわけではないですが。）
２．働き始めました。
仕事は、手伝いの手伝い程度で、4分の1人前。それでもカナダ社会の一員として、その文化や教育の現場を興味深く覗いています。同僚に日本人はいないけれど、カナダ人の知り合いがいるので心強い。
３．バンフ国立公園のシティズン・サイエンティスト（市民科学者）に採用されました。
書類を送ること2回、45分ほどの1対1面接を受けること1回、書類の訂正に出向くこと1回という過程を経て、無事採用。ボランティアなので全員採用だけど、それなりのプロセスを経て採用されたので嬉しい。
活動内容は、バンフ国立公園内で働く研究者たちのお手伝い、ということしかわかってません。
活動時期は主に夏で、しばらくオリエンテーションやら研修やらが続くようです。
てな感じで、カナダ生活も5ヶ月を経過した時点で、少し生活に変化がありました。
わからないことだらけですが、奮闘しながら頑張ります！
日本で起きた巨大地震の情報は、カナダでもトップニュースとして連日放送されています。
地震直後に、世界各地の友人から「日本の家族は大丈夫か？」と心配の声やメールを
もらいました。
幸いにして、私たちの家族、関東・東北にいる友人ともに難を逃れ、無事が確認できました。
また、横浜に残してきた家も大丈夫だと、近所の方から連絡をもらいました。
通信機能が発達した現代では、日本のニュースを映像で容易に見ることができ、
被害の甚大さが想像以上であることが見てとれます。
何ができるわけではないけれど、週末は出かける気も起きず、家で過ごすことに。
1人でも多くの人が助かりますように。。。
【prayforjapan】 世界から届いた日本への祈り
北米では誕生日は大事な日の一つ。
私なんぞ、もう祝ってもらう歳でもないのですが、誕生日を迎えてしまいました。
こちらの慣習にならって、恥ずかしながらお誕生日会などを開いてもらいました♪
また、この日はChef akkym が年に1度料理をする日でもあります。
（と言いつつ、最近はよく料理してくれます。有りがたい。）
この日も昼間からキッチンに籠り、慣れない食材と格闘中。
ビスケット（スコーン）も焼いてくれたりして、なかなかな腕前を披露してくれました。
で、出来上がった料理たちがこちら。Wow! Amazing!
ルームメイトたちにもお祝いしてもらい、とても幸せな1日を過ごせました。
こちらがルームメイトからのお祝いの品。
私の大好きなスプマンテ（イタリアのスパークリングワイン）です♥♥
久しぶりにルームメイトが全員集合して一緒に食事をして、たくさんたくさん話をしました。
最近、ルームメイトたちは（スキーやアイスに）忙しく、一堂に会する機会が減ってしまったけど、
久しぶりに集まれて楽しかったです。
政治、文化、歴史、、、、私には少し難しいトピックではあったけど、
自分なりの意見も言えたし、みんなの言い分も聞けたし、とても貴重な時間を過ごせました。
まぁ、最終的に話題の大半はクライミングの話になって、
長い冬に少々うんざり気味なキャンモア人は、スカハに行きたい、スカハはいいよー。
スカハ行こうよ、もう登れるよ、、、的なことで落ち着いたのでした。
忙しいのにパーティを企画してくれて、いっぱい料理を作ってくれたakkymに感謝。
料理も全部美味しかったよ。ありがとう。
来年も期待してますので、ヨロシク！
今回は、スイス人、ドイツ人、カナダ人、私ら日本人の多国籍軍にて、カナナスキスの
ブラック・プリンスへ。
ここにも、タイツ・パフォーマーがいました。セクシー赤タイツをチラ見せする J。（↓）
しかし、みんな、めっちゃ歩くの早い～！！
前日、ジム終わりに同じメンバーで遅くまで飲んでたのに、みんな凄い体力・・・。
付いて行くのに必死。ってか、付いて行けてませんでした。。。
700mほど鬼ハイクアップして、頂上に着くと、先日Tryst Lakeの反対側に一緒に行ったDが
上がって来た。
やたら神妙に偶然の出会いを喜ぶ（？）2人。何の話してるの？
で、Dに撮ってもらったグループフォトがこちら（↓）。これも何してんだ？？（笑）
元気な子供たちに、「Are you ready? Are you ready??」
とやたら急かされたと思ったら、みんな、急にドドーっと滑りだした。
ちょ、ちょ、、、どのライン滑るの？？？
・・・と、思いつつも必死について行ったら、気が付けばボトム。写真も撮れず。。。
ボトムのレイクでは、マッシュ飛び大会開始！
もはや自他共に認めるスキーヤーakkym も参戦！
元気なMちゃんも、参戦してこんな感じ。
ボトムまで降りちゃったから、もう終わりかなー、と思ったら甘かった。
2本目に向かいの斜面を登る。
またまた700m鬼ハイクアップ・・・。もう、私ヘロヘロで吐きそうでした。
みんなは余裕の笑顔。
狭ーいリッジにて準備。
しかし、このアバランチスロープ、感動的に素晴らしい斜面でした。
雪質サイコー、斜度サイコー、本当に気持ちよく滑れた～～～♪♪
下から見た2本目の斜面とライン。（↓）
降りた時点で4:20。
元気な子供たちは、3本目に走っていきました・・・。本当に凄い・・・。
駐車場で合流して、夜の部へ。
前日も宴会だったけど、この日も同じくM&W宅にて飲み会。（みんな本当に体力ある。）
もうちょっと自分も体力つけねば、、、と思いました。
でも、とても濃い濃い1日で、楽しかったー。
2日間、お疲れ様。
カナダでは「Gripped」というクライミング雑誌が毎月発行されています。
今月号を開くと、、、
われらがヤン登場～！！
ヤンは私たちのホームジム、ビジョンのオーナーであり、
国際コンペティターを育成しているカナダのユースチームのコーチでもあります。
もちろん、本人もめちゃくちゃ強いです。（いつトレーニングしてるんだろう？）
この記事に書いてあった、クライミングを始めた経緯、ジムを開業してからの苦労、、、などなど
読んで、知って、感動し、改めて尊敬しました。
そして、5月に開催される、ボルダリングのワールドカップ・カナダ大会は
なんと！ここ、ビジョンで行われます。
このコンペ開催を誘致も、きっと彼がいなかったら実現しなかったことでしょう。
カナダ、クライミング界の功労者、、、というにはまだ若く、
これからきっともっと大きな功績を残していくのだろうと思います。
まぁ、とにかく。
自分のホームジムでワールドカップが開催されるなんて、本当に凄いこと！
カナダでワールドカップが開催されるのは初めてなので、今、キャンモアは盛り上がってます！
ワールドカップ（ボルダリング）・カナダ大会は5/28・29。
公式HPはこちら。
今から楽しみだ～！
暦の上では、明日から3月ですが、カナダでは未だにこんな気温です。（↓）
気温が－25℃で低いだけでなく、ウィンドチリも強く、さらにスノーアラートも出てます。
要は、風が強く、吹雪いていて、ホワイトアウトしてて、町は事故が多発していて、、、、
という状態。
もういい加減、こういう気温にちょっとウンザリ。。。
最近は、日の出は早く、日の入りも遅くなり、日は確実に長くなってきてるのに、
一向に暖かくならない、、、。
明日は－15℃くらいまで上がってくれたら、きっとパウダーデーでしょう。
横ではakkym が 「祭りだ、祭りだ！」とソワソワしてはりますが、どうなんでしょ？
＊
＊
で。翌朝（3/1）の気温がコレ。（↓）
ハイ、無理ーーー。
もう、本当この気温、止めてほしいです。。。
最近のコメント