7月18日(日) 雨 → くもり (A班;50m、B班(2名);600m→400m→200m)
今日で調査は最終日。
余裕を持って、のんびり調査、、、、
、、、なのですが、50m地点は、恐怖のダニ地獄エリア。
N先生や、S君が集中的に被害にあっていたけど、他の人は大丈夫だったのでしょうか?
そして、ツタウルシの被害にあった人も多数。
********************************************************************************************************
ダニの解説。
北海道に多いシュルツェマダニは、ライム病の原因となる。
しかし感染するには48時間以上の吸血が必要なので、すぐに払い落とせば問題はない。
ただ、体内にマダニの一部が残った場合は、感染症の原因となるので、皮膚科へ行って除去
してもらうべし。
ツタウルシの解説。
ウルシの中でもツタウルシは毒性が最強。
ウルシに触れると、数日経って赤い発疹が出始める。放置しておくと、どんどん酷くなり、夜も
眠れないほど痒くなる。 (←現在の夫)
早めに皮膚科へ行き、ステロイド系の外用薬と、抗ヒスタミン系の内服薬を併用して治療する。
1~2週間で治るが、その後、カシューナッツ、マンゴーでもアレルギー反応が出る場合がある。
*********************************************************************************************************
というわけで、急遽、ドラッグストアで軟膏を購入。こういう薬が、救急セットに必要ですね。。。
上が、ウルシにも効くステロイド含む「ベトネベート」。薬局で買える一番キツイ薬です。
下は、もう少しゆるい薬。ダニなら、下で十分。
みんなは16時くらいに帰ってきて、20時の集荷に間に合うように、
サンプル処理して、必死でパッキング。
--------
一方、内業組(Iさん、H君、O君の3名)の動きはというと、、、
朝、今日で帰るOさんをみんなで見送った後は、宿の大掃除!!
台所、食堂、男子&女子トイレ、洗面台、お風呂に至るまで、きれいに掃除してくれました。
おかげさまでピカピカになりました。ありがとう。
その後、Iさんは「それでは、寝ます!」と宣言して、部屋に消えていきました(笑)。
同様に、O君も死んだように、ぐったりと寝てました。。。
そりゃ、疲れるよねぇ。連日、厳しいボスにこき使われたら。(←うちの旦那です・・・すんません)
H君は、一人黙々とサンプル処理。えらい!
----------
そして、私は晩御飯づくり。
今日が最後なので、気合を入れて煮込みハンバーグを作りました。
ぼーっと起きてきたO君も手伝ってくれたので、だいぶ楽でした。ありがとう。
いよいよ、最後の晩餐です。
ひとしきり食べ終わった後に、ヨーランがすっと立ち上がり、
「少し、お話させてください。」と、日本語で話し始めました。
みんなが温かく接してくれたこと、とても感謝しているということ、
学生たちの熱心な姿に感動したこと、
明日、家族が北海道に来るので、自分は北海道に残るということ、
スウェーデンに来ることがあったら、何でも協力したいということ、、、、
英語も交えながら、丁寧に話してくれました。
少し堅物そうに見えたヨーランですが、後半はどんどん打ち解け、たくさん話をしてくれました。
また、最初は大人しかったアンディも、積極的にみんなに入っていきました。
慣れない日本での共同生活で、ストレスもあったと思いますが、2人と一緒に過ごせて
本当に良かったと思ってます。
その後は、みんなからも一言。(英語または日本語で)
そして、最後に殿から、「グッジョブ、エブリワン!英語で論文、書いてね。」
・・・という感じの英語のスピーチがあって終了。
最後の夜は、各々名刺交換のしたり、お互いの研究の話をしたり?、プライベートな話をしたり?
荷物をつめたり・・・・、遅くまで起きていたようでした。
コメントする