- ( ゚д゚)ハッ!
気がつけば、もう8月も終わり・・・。早いですな。
しばらく暑い日本を離れ、涼しいカナダにおりました。(後半は結構寒い日もあったなぁ)
少し落ち着きましたら、またボチボチと更新したいと思います。
とりあえず、月一回の恒例となってきた(?)生存報告でした。
気がつけば、もう8月も終わり・・・。早いですな。
しばらく暑い日本を離れ、涼しいカナダにおりました。(後半は結構寒い日もあったなぁ)
少し落ち着きましたら、またボチボチと更新したいと思います。
とりあえず、月一回の恒例となってきた(?)生存報告でした。
あっという間に帰る日。(だいぶ省略しましたが)
今回は、私一人で車もなく、パートナーもなく、どうなることかと出発前はあれこれ考えたけど、
行ってみたら、毎日毎日、誰かから連絡が来て、「一緒に登ろう。」と言ってくれる。
岩場に行ったら、前からの友達に会い、そして新しい友達が出来る。
じゃぁ次は一緒に行こうか、という話をして新しいパートナーを見つける。
登らない日も、登り終わった後も、常に誰かと一緒にいて、一緒にご飯を食べて、
ヒマな時間など全くなく、むしろ時間が足りないくらい。
最後はみんなに、「来年の夏も待ってるよー。」と言ってもらえたし、
最後の日は、晩御飯を一緒に食べようと、カルガリーからわざわざ来てくれた人もいた。
異国の地で、たくさんの友達に囲まれて、本当に私は幸せ者だなぁとしみじみ感じた。
そして、そんな幸せな生活を送れたのは、日本や海外で一生懸命働いてくれている旦那のおかげです。感謝してもしきれないけど、言わせてください。
いつもいつも、ありがとう。
来年は、一緒にカナダに行こうね。紹介したい友達がたくさん待ってるよ。
そして、これからもよろしく。
キャンモアから一番近く、一番お気軽なエリア、グラッシーレイク。(湖がいくつかあるので、英語で書くときは複数形。)
ハイキングコースにもなっているのだけど、湖は相変わらずビックリするほど美しい。。。
なんでこんなに綺麗なんだろう。
ここは初~中級者向けのグレードが揃っているのだけど、落石が多いのでヘルメットがあった方がいいかも。
岩は日本の鳳来のメインエリアをもっとガバガバにした感じ。どれ持ってもガバ(笑)。
私が5.10c のルートを登ってたら、横の人が、「そこが核心なの。左回りに行くと楽よ!」と親切に教えてくれた。もちろん、指南どおりに左回りで行きました。^-^
私はこの日、レスト日だったのだけど、仕事終わりのパティのビレイヤー兼ヌンチャク掛け要員として、一緒に登ってました。アクティブレストということで。
ここは、グラッシーの中で一番難しいエリア。知り合いがいたので応援しに行きました。
"Fuel (5.12c)"というルートが面白そうだったので、次回やってみたいなー。
なぜかここのスティックは激太のものしか落ちてなく、みんなこれを使うらしい(笑)。
この日も結局晩の9時頃まで登って終了。10分で帰宅できるので、ジム感覚で遊べます。
ある日、家に帰るとパティとアンドレアがケーキを作っていた。
週末に友達の結婚式に出席するらしく、そのウェディング・ケーキ担当になったので練習しているらしい。
さて、どんなケーキができるのかなー??
ラズベリーソースを塗ったチョコレートスポンジ部分。
それを重ねていくらしい。レシピ、っていうか設計図発見!
チョコレートクリームを塗って、足を設置。
お、形が出来てきた♪
でも、まだ完成ではありません。アイシングシートを捏ねるアンドレア。
ちなみに彼女もソチ・オリンピックに出ます。(カナダ代表)
アイシングシートを巻いて、何かを塗り塗りしている2人。
だいぶ、完成してきた~♪♪ でもまだ色が薄いので、何度も重ね塗り。
ようやく完成♡ 切り株のウェディングケーキでした~。
あ、これはあくまで試作品なので、食べないといけない、ということで私も頑張って手伝いました。
美味しかった~~。
で、もう1体、同じものが週末に完成しました。
結婚式でも好評だったようで、2人はハイテンションで帰ってきました。
クライミングのレスト日に、ハイキング。
ミサオちゃんとミホコさんと3人で。女子会ハイキングとなりました♡
行ったところは、エメラルドレイク (Emerald Lake) から出発し、ハミルトンレイク (Hamilton Lake)までのコース。今までずっと晴天続きだったのに、この日だけイマイチな曇り空。
おまけに前半はほぼ樹林の中で眺望ゼロで、結構ボァリングな感じ。
どうなることかと思ったけど、樹林を抜けるといい感じになってきた。
天気が良かったらもっと景色もいいはず。でも、十分綺麗でした。
メドウも広がっていたし、お花のシーズンはきっともっと美しいはず。でも十分綺麗だった。
そして、目的地のHamilton Lake に到着。
ちょうど湖で行き止まりのパターン。このパターン、明確な終わりって感じがして結構好きです。
残念ながら湖に到着して途端、雨がパラパラと。。。
そんなに強くないので、湖の周りを歩いてみました。すると、ケルン発見。
それぞれ1枚ずつ、ジェンガのように追加しておきました。
慎重派のミホコさん。
豪快なミサオちゃん。
途中でマーモットもお出迎え。なぜかいつも岩の定位置にいるマーモット。落ち着くのかな?
雨でも、Western Anemone の穂が、エメラルドの湖に映えます。
帰りは大粒の雨に降られながら下山。樹林だったから助かりました。
下山してから、観光客で賑わうエメラルドレイクの周辺をブラブラして終了。
雨だったけど、女子3人いると話続けて、全然気にならなかったなぁ。
一緒に歩いてくれてありがとう! 2人ともまた日本で会いましょう~☆
私がカナダにいた時は新しい岩場だったけど、今やすっかり人気エリアとなっているLookout に
大勢で行きました。
ここは、アプローチが長いし、標高もかなり上がるので大変なんだけど、それでも行きたいと
思う良いエリアです。
というわけで、みんな下を向きながら黙々とハイクアップ。なかなか着かないよ。。。
大変なんだけど、振り返るとこの眺望。キャンモアの町とスリーシスターズを独占。
後から遅れて、友達夫婦も到着。生後5ヶ月のボーイも一緒。
この子は、生後5週間目から毎週ここに来ている(連れてこられている)常連さん。凄いね。
一旦着いてしまえば、ベンチもあるし、みんなでくつろげるし快適。
このエリアはAtlantis Wall というのだけど、ここの看板ルート、Atlantis (5.12c) を登りました。
最後まで気の抜けないいいルートでした。(写真は別のルートだけど)
この日の主役、Benが最終便で "Buffet Royale (5.13c)" という50m のルートをRPしてた。
長時間のトライだったけど、みんなで見入ってしまった。しびれる登りでした。
この日は登りすぎて、降りてきたら晩の10時。
そこからみんなで飲みに行って、お疲れ会をしてたら日付も変わり。。。
濃くて長い1日でした。
突然ですが、今回、お世話になったパティとそのルームメイトたちの紹介コーナー!
森に囲まれた彼女の家は本当に居心地がよく、朝を起きたら鳥のさえずりを聞きながら朝食をいただく。なんと贅沢なBGM。
しかも、いつも彼女はパンを手作りしている。
色々な種類のパンを焼いてくれたけど、どれも美味しかった~☆
そして、ルームメイトはなぜか、クロスカントリーのオリンピック選手ばかり。
ソチにも出るんだって。最初は信じられなくて、「本当?」って何回も聞いたら、カードくれた。
Bettina Gruber (スイス代表)。みんな、応援してね。
夜は毎晩、焼き立てパンを試食しながら、女子トークで盛り上がっておりました。
ちなみに、みんなアスリートなのでお酒は好きだけど、控えてるということなので、
私も今回はここではお酒は我慢しました。(別のところではしっかり飲んでたけど。^^;)
まぁそんな感じで、パティにはお世話になりっぱなし。
ルームメイトもみんな仲良くて、私も前から一緒に住んでたんじゃないかと錯覚するほど馴染んでました。
クロカン選手たちは、やっぱり日本のスキーが気になるらしく、行ってみたいと何度も言ってました。
是非日本に来てもらって、日本の豪雪スキーを味わってもらいたいなー。
連登の中、疲労した体に鞭打ってPlanet-Xへ。
ここは、洪水の発端となったクーガークリークの一番奥のエリア。
そして、この日は雨予報の曇り空。パートナーはお馴染み、Evan。
もう、どこがどこだったか全然わからないくらい同じ景色が続く。
ちなみに、以前はこんな感じ。(↓)
同じ場所ではないと思うけど、前はこんな感じで草木が生い茂っておりました。
奥へ行くと、デブリだらけの場所も出てきたり、、、
木が削られて(?)超細くなって、こんな姿になっていたり、、、
道の横は、ごっそりえぐられていたり、、、、
などなど、撹乱後の景色を堪能しながら岩場へ到着。
直線的に歩けるようになった分、以前より15分ほどアプローチが短くなったという噂だけど、
さて真相はいかに?
岩場に着くと、先客にカナダ人の友達が4人ほど。
私の大好きな女性クライマー、Vikki もいた。彼女は、少し前までアメリカツアーに行ってて、
カナダ人女性で2人目の 5.14クライマーになったばかり。すごいなー。
私はこの事実をカナダに行く前、成田に向かう道中に知ったのだけど、
彼女のblog を読みながら、感動して泣いた。かっこよすぎ。
まぁ、そういうわけで、女性も含め全員14クライマー。
うち、男性は2人がカナダ最難ルートを登っているっていう。。。
私と一緒に登ってくれるカナダ人は、なぜかみんな強いんだなー。
普通人の私は、ここのエリアの看板ルート、"Shooting Star (5.12d)" が登れて満足。
不思議なことに、岩場は全然ダメージを受けてなかったので、普通に登れました。
結局、雨にも降られず、みんなで一緒に帰りました。(明るいですが、これ夜の9時頃です。)
良い日だったなー。
真っ先に行ったところは、カナダで1番好きなエリア、Acéphale (アセフィル)。
去年は行かなかったので2年ぶりか。早いなぁ。
ここには、私が初めてこの岩場に来た時に、魅せられたカッコイイルート、"Army Ants" (5.13c)が
あるだけど、当時の私には当然のことながら手の届かない存在でした。
当時、Akkymはトライしていましたが、垂壁の細かい系なので、指を痛めてしまったという指に悪い系のルート。
そんな、憧れや因縁(?)のルートなんだけど、今回、思い切って触ってみることに。
Army Ants (5.13c) の私。
グレードがグレードなので、ムーブができなかったら止めようと思いながら取り付いたら、
意外とムーブはすぐできて、あとは繋げるだけ、になりました。
そこからすんなり行かなかったのですが、最終的に登れて、超ハッピー☆
憧れのルートを1つ登ることができました。
他にも憧れはあるので、また次回強くなってこの場所に戻って来ることができたら
別のルートにもチャレンジしたいです。
よく一緒に登っていたEvan はカナダ最難ルートの1つ、Bunda de Fora (5.14d) にトライ。
私が帰った翌日にRPしたそうです。第5登ナリ。素晴らしい☆
アセフィルに行く時は、この2人とか他のカナダ人とか日本人に車で家まで迎えに来てもらって、
運んでもらってました。いやー、毎度お手数おかけしました。
携帯は、やはりあった方がいい、ということでプリペイド式携帯を購入。
カナダ人のレスが以外にも超速いのが印象的。遊びに関しては連絡はマメにするのかな?
そうそう。今回のカナダツアー、いつもと大きく違う点がもう一つ。
今回は、なんと、私1人!
ということで、
● 決まったクライミング・パートナーなし
● 車もなし
● 携帯なし
● 宿はあり (友人宅にステイ)
という感じ。
広いカナダで車なしで生活できるのか、とか、日々のクライミングパートナーは見つかるだろうか、
とか、携帯くらい持った方がいいかな、とかとか、色々考えながら出発。
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キャンモアの町に夕方着いて、泊まらせてもらう予定のパティが迎えに来てくれた。
パティは去年の冬に日本にスキーをしに遊びに来てくれた友達で、うちにも泊まってくれました。
彼女もクライマーだけど、仕事が忙しいのでなかなか一緒に遊べる時間がなさそう。
翌日は、時差ボケもあるのでクライミングは無し。
事前に連絡しておいたミレイとランチして、洪水後のクーガークリークをハイキング。
クリークの入口はこんな感じで工事中。
少し歩くと、全て流されて、真平らになって何もなくなっていたーーーー。
と、言っても前の状況がわからないと、変化がわからないだろうけど。。。
というわけで、これが以前の写真(↓)。これは上流から下流をみた写真で、上の写真とは逆ですが、
横の堤防が流されて、新しい土砂で埋められて平らに均されたという状況でしょうか。
両岸がクライミングエリアになっているのだけど、ふと目をやると、1本目のボルトが低っ!
これは、1m 以上は埋まっているね。きっと。
まぁ、そんな感じで1日目の洪水下見終了。
2年前に住んでいたキャンモアに行ってきました。
日本に帰国してからも、毎年春か夏に行っているので、なんだかんだと4度目の夏になります。
カナダでの様子を報告する前に、重要な情報が1つ。
ここ、キャンモアを含むアルバータ州南部で6月20日に大雨による大洪水が発生しました。
普段は降水量の少ない地域なのですが、この時は半年分の降水量が2日で降ったと言われています。
横軸;時間、縦軸;降水量
緑の棒グラフが1日の降水量、青が累積降水量
ピンポイントに、2日間だけゲリラ豪雨が降ったことがよくわかります。
キャンモアで一番被害が大きかったのは、クーガークリークという所で、
クライミングエリアにもなっている場所です。
ここは、地形上、その周辺で降った雨がクーガークリーク1か所に集中する構造になっていて
まぁ要は、排水量がいっぱいいっぱいになったわけです。
で、その結果、どうなったかというと、、、、
周辺に住む人は避難勧告が出され、公共施設、特別に開放してくれたホテル、友人宅などに
避難したため、人的被害はなかったのが不幸中の幸い。
でも、クリーク沿いの家は一部が流されてしまいました。
あと、ハイウェイも流されました。
広いカナダでは基本的に町がハイウェイで結ばれているのだけど、
キャンモアは町の両方向に延びるハイウェイが共に切断されてしまったので完全孤立状態。
ガス、電気、水道のライフラインがストップする中、食料は空輸されたり、、、と
住民たちは不安な数日を過ごしたと思うけど、混乱もなく、1週間ほどで日常が戻ったようで、
安心しました。
ハイウェイ1が流された様子。
クライミングエリアも場所によってはダメージを受けたけど、被害のあった翌日から、クライマーはせっせとアプローチを直しに行っていたようで。。。
周りは近所の人の家の掃除を手伝っている状況だというのに、その辺カナダらしい。
日本だと、自分の遊びのことよりも、先に家を片付けるのを手伝えよ!と言われそうだけど。。。
そういうことがあって、強靭なクライマーコミュニティが益々結束して動いた結果、
私が行く頃には、アプローチは直り、クローズしていたエリアは次々と再オープン。
というわけで、アプローチを直してくれた人たちにたくさんお土産を持って、
洪水後1ヶ月経ったキャンモアへ旅立ちました。
さて、どうなっているかなー??
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