1/25、モンベル渋谷店で開催されたHidetakaさんのスライド&トークショーに参加してきました。
1980年代後半から2002年まで活躍していた伝説のクライマーを知っている人は、今や少ないかもしれませんが、古いクライマーのakkymさんは、かつてフランス・セユーズで一緒に登ったことがあるそうで。
その話をよく聞いていたし、かつて彼が住んでいたレッドロックスのあるラスベガスに行くたびに、「スズキヒデタカはこんな良い所に住んでてんでー。えぇなぁ~。」と2人で良く話してました。
そして、カナダにいてた時に、知り合いから、「先週オーストラリアにカイトサーフィンしに行ったら、インストラクターの人は昔有名だった日本人クライマーらしいけど、知ってる?」と聞かれて、彼が今はハワイに住んでカイトサーフィンの世界で活躍していることを知りました。
そんなことも重なって、レジェンドとして尊敬するだけでなく、勝手に親近感を持っていたので、このスライドショーには是非行かねば!ということで、夫婦2人で行ってきました。
----
スクリーンに映し出されるアメリカ、フランス、オーストラリアの写真たちを見て、歴史の移り変わりを感じさせるファッションにプププと笑ったり、ほとんど私たちが行ったことのあるエリアだったので懐かしさで顔が緩んだり。
また、彼ら(本人と亡くなった奥様)の生活スタイルも冒険的で、自由で、聞いているだけで、今すぐにでも旅に出たくなるような、そんな刺激的な時間でした。
イベントの後に、2人でヒデタカさんに挨拶しにいったら、akkymのことを覚えていてくれたのか、すぐ「あぁセユーズの!」と記憶がフラッシュバックしたようで。
年末年始にカランクに行っていたことも言うと、とても懐かしそうにカランクでの話をしてくれました。いやー、カランク、古い岩場すぎて今や身近でカランクの話しできる人なんていないっすよー。
(、、、と、その時は思ってたけど、1人コメントくれた人がいました。笑)
会場には、他にも、最近 "Stingrey"を日本人第二登したI君(本当におめでとう!)、JウォーラーのYさん、モンベルのスタッフには鳳来でお会いした素敵な女性クライマーさん、と豪華なメンツが揃いつつも和やかな雰囲気で、トークショーが終わってからもダラダラと残ってお話ししてました。
寒いし渋谷でちょっと遠かったけど、本当に行ってよかったです。
別れ際に、「まだしばらく日本にいるから、岩場で会えたらいいね。
でも、やっぱりフランスあたりがいいかな。美味しいワインを飲みながらね!」
とキラキラした笑顔で言ってくれたのが印象的でした。
本当にまたどこかでお会いできる日が来るといいなぁ。
いや、きっと会えると思う。
だって、世界は広くて小さいことを、私は知ってるから。
コメントする