バンクーバーで半年を過ごして

| コメント(0)


今回のバンクーバーでの6ヶ月間は、前回のキャンモアでの1年間とはまた違った経験をすることができました。

6ヶ月の滞在を終えての率直な感想を、長々と綴っておこうと思います。


お暇な人はどうぞ「続きを読む」をクリックしてください(笑)。



今回の生活の拠点となった大都市バンクーバーは西海岸にあって、アジアを始め、様々な国からの移民がとても多い。

実際、前回のキャンモアで友達になったのはカナダ生まれの人が多かったのに対し、今回は、メキシコ人、韓国人、ウクライナ人、ブラジル人、コロンビア人、ペルー人、イタリア人、、、、、と実に様々。


異文化に身を置くことが好きな私は、(一応大学でもそういうことを学んだりして)、いつも質問攻めにしてしまうのだけど、銃を持っているのが普通のコロンビアとか、中学校卒業で社会に出る人がほとんどのペルーだとか、私の想像を超えるような日常を送っていた人の話は本当に衝撃だった。

そんな中、お隣の韓国人の友達から、「どうして日本人は韓国人のことが嫌いなの?」と聞かれた時に心に突き刺さった衝撃は今でも忘れられないし、一生忘れないと思う。「そんなことないよ」と強く否定したけど、そういう教育を受けてきて深く根付いた観念が、私の一言で変わるとは思わない。だけど、彼とは仲が良かったし、少しでも日本の韓国に対する親愛の気持ちが伝わったらいいな、と思う。

他にも、クリミア出身の女性の友達が、「今はロシアだけど私はウクライナ出身よ。それは国が何があっても一生変わらない事実。」と力強く言っていたのが印象的だった。

そんな経験が続くと、その人がどこの国出身だとか、その国がどういう政策をしているとか、どうでもいいことで、本当に大事なことは、目の前にいる相手がどう考えて、どう行動しているのか、でしかないと思う。


そして、逆にいうと、相手にとっても自分はそういう対象なんだと思う。


日本のニュースも一応ネットで毎日目を通してはいたけれど、ほとんどが知らなくてもいいようなことだった。それよりも、カナダで伝えられている世界的なニュースの方が大事だと思うけど、そういうニュースは日本ではほとんど伝わってないものが多い。


本当に必要な情報を自分で選択しないといけない。知らないことには、自分の意見も持てないし、考えることもできない。そして、国境や宗教を超えたただの「私」という個人の考えを、自分の言葉で相手に伝えないといけない。相手に伝えるためには、日本語では通じない。


そういうわけで、今まで以上に英語を磨きたいと思う。



、、、という、至ってフツ~の結論です(苦笑)。


『カナダに行って、英語をもっと頑張ろうと思いました』と結論だけ書くと、あまりに陳腐で、言いたいこととちょっと違う。そう思った経緯の方が大事なので長々と書いてしまいました。


一応、これでも英語は昔から好きで、中学生の頃から英会話学校とか行ったり、大学の時にアメリカにホームステイしたりと、色々英語には関わって来たけど、未だにこのレベルか、、、と情けなく思うことも多々あるので、公に書いて、頑張ろうと思いました。


まぁ英語はあくまでも手段なのだけど、その手段が未熟だと目的を達成することもできない。というわけで、未だに手段を磨かなければいけない、悲しい現実。


はーーー。英語、英語って何年言ってるんだか。書いていると本当に悲しくなってきてしまうけど、楽しんで少しでも成長できたらいいな、と思います。


御精読、ありがとうございました(笑)。




コメントする

2018年9月

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

月別 アーカイブ

アーカイブ

海外ツアー情報