ヨーロッパでは、家族と過ごすクリスマスが終わった26日から、民族大移動が始まります。
毎年、この頃から各国のクライマーが集まり、岩場も混んでくる感じ。
今年は、ベルギー人の友達が南仏に来るというので、合流して一緒に遊ぶことになりました。
宿は友達の友達の別荘で、場所はプロバンスにあるバニョール [Bagnol] という片田舎。
先に到着した友達から、「超わかりにくいところにあるから!」というメールが来たけど、
大雨の中、なんとか探し当て(akkymが)、無事到着。
着いたのが夜だったからわからなかったけど、翌朝、起きたらこんなに素敵な家でした。
昨夜の大雨から一変。快晴。
バニョール村から車で5分くらいのところにある、ブラべ [Blavet] という岩場に行きました。
アプローチは、降りるタイプ。写真(↓)は、丘の上の駐車場からプロバンスを一望しているところ。
ここら一帯の岩は赤く、トポには花崗岩とあるけど、観光用ガイドブックには赤斑岩という火山岩の一種という不思議な岩質。乾きも速い。
紺碧の青空と、赤茶けた岩との鮮明なコントラストが、イメージしてたフランスと違って新鮮。
グレード的に難しいのはそんなになかったけど、どれもこれも本当に面白かった。
後ろには壮大なプロバンスの風景が広がっていて、本当に気持ちいい。
薄被りのテクニカルな下部から、ルーフ超えでパンプする「Tupuduku (7b+)」(↓)。超オススメ。
帰りは、ピンクに染まった風景に足を止められ、なかなかすんなり帰れません。(笑)
日が暮れると、村に明かりが灯り、また足を止められ、、、
空があって、山があって、湖があって、オレンジ一色に統一された村の明かりがある。
装飾も看板も何もいらない、シンプルな景色が一番美しい。
はぁ~。
毎回ため息しか出ない。
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