八方尾根・ガラガラ沢

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朝起きたら、この天気!ソワソワソワソワ・・・・。

5年ぶりの白馬とあって、色々勝手を忘れていて少し出遅れてしまったけど、

もう1番じゃなくていい。山では競わずマイペースに行きたい。(と強がってみる。)

 

リフト最上部へ到着し、八方尾根を見上げると、まるで富士登山のような人の列・列・列・・・。

ひーー。。。

多少戸惑いながら尾根に上がると、風は強め。本当はもう1本奥の沢まで行きたかったけど、

稜線がカリカリだったので、八方ケルンからガラガラ沢へ向かってエントリーしました。 

 

まずは1本目。無名沢の緩やかな斜面を肩まで。

滑り出しは重固い感じだったけどすぐ柔らかくなった。(すでにギタギタですが、、、)

 1本目登り終えて、気分はサイコー。

 

2本目への登り返し。バックは不帰。akkymはガン見してたし。。。

2本目。ガラガラ沢へドロップイン!うほー。気持ちいい~♪

私がのんびり滑っていたら、akkym は「辛抱たまらん!」 と滑り出してしまった。

ライン、斜度、スピード共に一番良かったのだけど、写真なし、ビデオなし。あー、もったいない。

 

そして、再び登りかえして3本目。今度は比較的トラックの少ない押出沢へ。

 

3本目中間部。

そのままボトムまで。

南股入も雪がたっぷりで、問題なく駐車場まで帰れました。

林道終わりから、akkymが車を取りに行ってくれたのだけど、待っている間に外国人も続々と登場。

前日に来たばかりというノルウェー人2人は、「えーっと、ここからどう行くの?」って、オイオイ。

「車が無かったら歩いて帰るのだよ、君。」と言うと、「すぐゲレンデに戻れると思ってたー。」って。

仕方がないので、うちの車に2人とギアを押し込んで、ゴンドラ下まで送ってあげました。

そして、ももちゃんクレープを食べて終了。

 

 

さて、初めてのガラガラ沢の感想は、えー、何と言いましょうか、、、「八方裏ゲレンデ」?

 

この日は週末の当たり日でたまたまだったのかもしれないけど、

スゴイ人数が縦横無尽に滑っていて、ガイドツアーも大勢で沢の真ん中で止まってたり、

写真を撮ったり、転んだり、、、まるでゲレンデ。

でもゲレンデと違って、もちろんアバランチコントロールなんてしてないし、

全員が3種の神器を含めたBC装備を携帯しているのか、ちょっと疑問でした。

 

一応、ここが私の今季の目標エリアだったのだけど、イメージとのギャップが大きくて

戸惑ったってのが正直な感想。斜面も思ったよりは滑り易かったです。

しかし、満足いく滑りができたかというと、全然ダメ。。。

上手な人もたくさんいて、自分の滑りがとても恥ずかしく感じました。

あー、もっと上手く、速く、美しく滑りたい。。。。(一生無理な気がするけど・・・。)

 

そういう訳で、収穫もありましたが色々考えた週末でした。 

 

 

 

 

 

コメント(2)

かえらず、かっちぇー稜線っすねー!

しかし、シュプール、多。
こないだチセでも思いましたが、装備など最低限のマナーのわかってない人が日本には多すぎる気がします。スウェーデンとかだと、BCはキチンと山の一部って認識なので、みんな装備は借りるなりして揃えたり、雪崩講習とか受けたりしてからいくものですが、日本は山登り文化が一部の特別な人?たちにしか浸透していない一方で、いい雪がスキー場の脇にあったりで…上手く言えませんが、酷い事故の1, 2こないと、変わらないのでしょうかね。

事故があったときに「山スキーは迷惑行為だ」という社会認識にならないように報道されるのが心配でもありますが。

そうですね。すでに先日のニュースで、「スキー場外滑走することは最近流行りのバックカントリースキーと同じで、危険な迷惑行為です。やめましょう!」と報道されていました。「危険が伴う行為=禁止」という押さえつけではなく、知識と装備の準備をすれば個々の趣味として楽しむことは可能だ、という教育が、保守的な日本では必要だと思いました。その認識が広まれば、逆に「準備なしに行ってはならない」という考えに繋がるのではないかと。
しかし、私自身も知識不足&忘れた知識が多々あるので、今回の八方に気軽に出ていく人と同じだなと思い、改めて勉強しなければ、と反省した次第です…(汗)

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