突然ですが、カナダのゴミの捨て方について、ご紹介。
カナダでは、ビール瓶、ペットボトルの一部、牛乳パックの一部には、
数セントのデポジットが上乗せされて売られています。
空になったこれらのビン類を、ボトル・ディーポにもって行くと、デポジット分が返金される仕組み。
幸い、家の近くにボトル・ディーポがあるので、マメに持って行ってますが、正直、結構面倒。
平日は4時に閉まるし、日・月は休みだし。
中に入ると、一瞬ウッとする臭いがしますが、すぐ慣れます。
係の人の前で、ガシャガシャガシャーン!とビン・カンを広げると、手際よく数えてくれます。
毎回、「今回は大漁だ!」と期待するも、渡される額はたいてい小銭がチャリーン。
さらに、リファンドされないけれど、リサイクルできるゴミは、別の場所に持って行かねばなりません。
車で移動して、ゴミ収集場所へ。
ずらーーーと並ぶ巨大ゴミ箱に、カン、ビン、紙類、段ボール類、プラスティックゴミ、、、と
1つ1つ分別しながら投入して終了。ふぅ~。これで一仕事。
というわけで、カナダのゴミは分別が義務付けられてはいるけれど、燃えるゴミ以外は、
自分でそれぞれの場所へ捨てに行かねばならず、人の善意に任されているシステム。
車が無い人はどうしてるのか?リファンドできるビンも、こっちに捨てられてるんじゃないか?
きちんとリサイクルに出してくれないことを前提に、デポジットを取っているのか?
どのくらいの人が、真面目にやってるのかなぁ・・・。と思ってしまいます。
一方、日本のゴミはリファンドされるものはほとんど無いですが、回収に来てくれます。
しかし!回収できるコミの種類は曜日ごとに細かく決まっていて、
キッチリ分別できてないと、うちの自治体では「回収できません」シールが貼られる。ショック。
さらに、自治体によっては、自治体が作ったそれぞれのゴミ用のゴミ袋(有料)に入れないと
回収を拒否されます。
細かいことに時間とお金を使ってるなー、と思うけど、費用対効果はいかほどなんでしょ。
結局、どっちもどっちのような気がしますが、、、
でもまぁ、ヨーロッパやアメリカでは、分別してない国や州が意外と多いことを考えると、
カナダも日本も、間違いなくゴミ処理先進国と言えるでしょう。
ゴミの捨て方も、国によって違うので、なかなか面白い、と思う点のひとつ。
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