リサイクリング

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突然ですが、カナダのゴミの捨て方について、ご紹介。

 

カナダでは、ビール瓶、ペットボトルの一部、牛乳パックの一部には、

数セントのデポジットが上乗せされて売られています。

空になったこれらのビン類を、ボトル・ディーポにもって行くと、デポジット分が返金される仕組み。

DSC03245.JPG幸い、家の近くにボトル・ディーポがあるので、マメに持って行ってますが、正直、結構面倒。

平日は4時に閉まるし、日・月は休みだし。

 

中に入ると、一瞬ウッとする臭いがしますが、すぐ慣れます。

係の人の前で、ガシャガシャガシャーン!とビン・カンを広げると、手際よく数えてくれます。

毎回、「今回は大漁だ!」と期待するも、渡される額はたいてい小銭がチャリーン。

 

DSC03244.JPG

 

さらに、リファンドされないけれど、リサイクルできるゴミは、別の場所に持って行かねばなりません。

車で移動して、ゴミ収集場所へ。

DSC03193.JPG

ずらーーーと並ぶ巨大ゴミ箱に、カン、ビン、紙類、段ボール類、プラスティックゴミ、、、と

1つ1つ分別しながら投入して終了。ふぅ~。これで一仕事。

 

というわけで、カナダのゴミは分別が義務付けられてはいるけれど、燃えるゴミ以外は、

自分でそれぞれの場所へ捨てに行かねばならず、人の善意に任されているシステム。

車が無い人はどうしてるのか?リファンドできるビンも、こっちに捨てられてるんじゃないか?

きちんとリサイクルに出してくれないことを前提に、デポジットを取っているのか?

どのくらいの人が、真面目にやってるのかなぁ・・・。と思ってしまいます。

 

一方、日本のゴミはリファンドされるものはほとんど無いですが、回収に来てくれます。

しかし!回収できるコミの種類は曜日ごとに細かく決まっていて、

キッチリ分別できてないと、うちの自治体では「回収できません」シールが貼られる。ショック。

さらに、自治体によっては、自治体が作ったそれぞれのゴミ用のゴミ袋(有料)に入れないと

回収を拒否されます。

細かいことに時間とお金を使ってるなー、と思うけど、費用対効果はいかほどなんでしょ。

 

結局、どっちもどっちのような気がしますが、、、

でもまぁ、ヨーロッパやアメリカでは、分別してない国や州が意外と多いことを考えると、

カナダも日本も、間違いなくゴミ処理先進国と言えるでしょう。

 

ゴミの捨て方も、国によって違うので、なかなか面白い、と思う点のひとつ。

 

 

 

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