高木勇輔
生物多様性と生態系機能:気候変動の文脈を添えて
我々の人間社会は地球上の生態系がもたらす生態系機能(狭義には生態系サービス)の恩恵によって成立しています。あらゆる生態系機能は生物多様性によって維持されると考えられており、生物多様性と生態系機能の間には密接な関係性が存在する事(Biodiversity-Ecosystem Functioning)が先行研究により示唆されています。なお、本説の起源はDarwin(1872)まで遡る事が出来ます。
一方で、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第5次評価報告書より気候システムの温暖化には疑う余地がなく、また1950年代以降、観測された変化の多くは過去数十年から数千年間にわたり前例のないものであることが提示されています。近年急速に進みつつあるこれらの気候変動は生物種や生態系が適応できる速度を超え、生物多様性の減少、更には生態系自体の消失をもたらす可能性があります。
温暖化をはじめとした気候変動に伴う環境変化の中でも、特に降水量は生物多様性に与える影響が大きい要素であると推察されます。そこで私は、草地の降水量コントロールを用いて環境変動下における生物多様性の変化およびそれらに伴う生態系機能の関係性に着目しています。
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