2016年9月アーカイブ

みなで内モンゴルへ

やってきました。中国は内モンゴルへ。ラボの大半の勢力を用いて4000個の落ち葉拾いに。

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作業を監視される学生

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試験地での作業は当初天気も良く、快適でした。

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しかし、内モンゴルの台地が牙をむきはじめ、ストーム来襲。停電に伴う断水に備えてあわてて貯水に奔走する人たち。

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案の定、停電しましたが、備えあれば憂いなし。電池駆動の測定機器とヘッドランプとランタンを駆使して夜中まで作業は続きました。

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翌日起きると周囲に雪が・・・。サブゼロの気温の中、土を触り落ち葉を回収する作業は、なかなかにつらかったです。昔の凍傷あともヒリヒリしだし・・・。

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着こみすぎてダルマのような作業員たち

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それでも作業は続く。前週のヨセミテ山火事跡は、頭がくらくらする位には暑かったのに・・・。

そういえば、真夏のカナダ北部調査も寒かったです。この調査シーズンは暑いと寒いの両極端を何度も繰り返し・・・。この惑星の気候の多様性を肌で感じます。

ヨセミテ調査第5弾

またもやヨセミテに行っていました。

昨年のこの時期の調査は、午前中の数時間でバックパックの中の水がお湯になるくらいに暑かったです。しかし、今年は比較的に暑さはマシでした。しかし、あくまで比較的であり、暑さのために調査中の写真がロクにありません。

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孫弟子と語る恩師の様子


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調査地付近よりヨセミテバレーを望む。3か月前には色鮮やかだった花たちももう随分と散っていました。

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標高が高い場所もすっかり乾ききっていました。

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ハイシェラよりバレーを望む。

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シカたちも躍動する夏

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3000mを超える峠はもう秋が近づいていました。

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レインシャドーの向こう側よりシェラネバダ山脈を望む。

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砂漠と雪山が近接する場所にて


気づけばもう早くも9月になり、怒涛の調査ラッシュが過ぎ去りつつあります。つぎは中国は内モンゴルです。


知床へ 海外からの来訪者

海外からの共同研究者を迎え、オランダ、ロシア、日本の3ヶ国親交の旅となりました。行き先は、またもや知床です。

台風など経験したことのない人たちは、1週間で5個も発生する台風の多さと、それらの影響での豪雨に驚いていました。知床滞在の5日間で、オランダの年間降水量の半分ほどが降ったようで。

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天候不良の中、鳥を探して興奮する姿に、なかなかの感銘を受けました。

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台風と台風の間に、山にも登りました。

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下界は雨のようでしたが、山の上ではなんと晴れました。台風と熱帯低気圧の影響の中、幸運でした。

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調査地で皆で作業をしました。結局、毎日すごい量の雨だったにもかかわらず、作業中は一切雨に降られず、滞りなく調査を終えました。

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ひたすら虫を捕る。

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新たな調査地探しも無事出来ました。

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なぜか晴れ間が見えた知床連山の稜線にて