2012年8月アーカイブ

ESA2012

前回書いた内容が「夏来たる」でしたが、その後の夏はあまりにも慌ただしく、気づけば全然更新していませんでした。

前回の記事を書いたのはサンフランシスコ空港でしたが、その2週間後に(オープンキャンパス業務を終わらせた深夜の便で)再びサンフランシスコに飛び、ポートランドへ行きました。アメリカ生態学会の年次大会への参加です。昨年はテキサスでの開催だったために、非常に蒸し暑かったですが、北西部沿岸のポートランドは非常に涼しく快適でした。

ダウンタウンエリアは無料の路電が走っているのが便利でした。

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当初の予定では、撹乱レガシーの話をするはずだったのですが、(声を掛けられていた)シンポジウム案が中止になり、知床の生物多様性の内容を発表しました。といっても諸事情によるレイトブレイキングのポスター発表ゆえに、聴衆は少なかったです。しかし、大学院生時代、ポスドク時代にお世話になったカナダやアメリカの教授たちに会えたことが、とてもよかったです。

今回の会期中はオリンピック真っ只中でした。女子サッカー決勝戦中↓ですね。たまたま通りかかった知り合いによると、アメリカ人はサッカーに興味はないが、それよりも女性が世界の舞台で羽ばたいていることに誇りを覚えるから観戦しているのではないかと言っていました。そうなんでしょうか?

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そういえば、過去2回のオリンピックイヤーの夏には北極調査に行っていたので、オリンピックに触れるのは実に12年ぶり?であることを思い出しました。北極のデータもまだまだまとめ切れていないことも思いだしました・・・。

多くの刺激とモチベーション、新たな知り合いを得ることができました。

最近の様子