第56回日本生態学会大会にて，生態学会宮地賞を頂きました。まだまだ業績的には不十分なところもあるが今後の期待も含めてとのことで，頂くことができたようです。選んで頂いて光栄です。ありがとうございました。

今回の受賞講演では，自身の研究の背骨であるとずっと考えてきた「自然撹乱」と「非平衡性」について，自身の研究内容を例にお話をさせて頂きました。 

私の話した，安定的な老齢林における非平衡性や山火事撹乱体制の大幅な変動性に関して，講演後に色々なコメントを頂きました。特に，最後の蛇足的な部分（太陽活動の話）は，私の戯言ですがと断りをしたえで話をさせて頂きましたが，これに関してもその後色々なご意見を聞きました。色々な意味で皆様に関心を持って頂けたようで，私としては良かったです。

今回の講演内容について，興味のある方は是非ご意見，ご連絡をください。私の講演内容に賛同頂ける方，新たな意見・見地のある方，是非ご一緒に研究しましょう。宜しくお願いいたします。 

盛岡にて行われた第56回日本生態学会大会において，生態リスクに関する企画シンポジウムの主催をさせて頂きました。

今回のシンポジウムに際しては，事前に横浜国大生態リスクGCOEのポスドクフェローとRAの学生による勉強会を経て，当日に至りました。事前の勉強会では，各講演者の方にわざわざ事前に横浜国大にて講演頂き，とても感謝しています。

事前に皆さんの話をうかがえたこと，RAの学生の方々の意見を伺えたことなど，当日を迎えるまでに色々なプロセスがとても有意義でした。すべてを含めての企画シンポだと思っていたので，シンポが終了した際はひと段落した感がありました。

今回の発表内容は，それぞれが総説の形でまとめることで特集にしようということになっているので，まだ終わりではありませんが，ひとまず皆様ありがとうございました。