2017年3月アーカイブ

ひと区切り

当ラボの学生4名が、修士課程を終え、無事に修士号を授与されました。

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全員が英語で学術論文を作成し、学会誌で公表するにまで至りました。各自の論文発表といった成果だけでなく、ラボのさまざまな研究プロジェクトへの協力、海外からの学生や研究者との交流、研究成果のビジターセンター展示など、多くのことを求めました。すべて立派にやり遂げてくれました。本当に学生に恵まれました。とくに、熱心さと地道に研究を続ける実直さには、私自身も学ぶところがあります。

また、1名が学府学生表彰を、1名が成績優秀者表彰を受けることができました。

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式典にて

ラボのメンバーが去るのは寂しいですが、これでひと区切り。新しい環境でも今まで通り、今まで以上に活躍してほしいものです。

学会シーズン終了

今年も年度末の学会シーズンが終了しました。

今年度の日本生態学会年次大会では、シンポジウムを企画しました。大きな会場であったにも関わらず、会場はひととおり聴衆の方で埋め尽くされ盛況でした。講演者および参加者の方に、この場ですが、感謝を伝えたいと思います。ありがとうございました。

また、ラボの成果としては、M2の西澤啓太(4月よりD1)が、Ecological Research Awardを受賞しました。喜ばしいことです。大学広報のHPでも取り上げて頂きました。

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木材設置の旅

世界中で行っている実験の一環で、さまざまな場所の森林で木材を設置して回っています。

カナダ帰国後に、北茨城・小川と沖縄・やんばるに木材設置の旅に行きました。森林総研の方々、琉球大学の方々にお世話になりました。ありがとうございました。

カナダでの-20度近くから、小川でのほぼ0度を経て、沖縄での+20度越えと、温度変化に苦しみながら(風邪もひきながら)、なんとか日程をこなせました。


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小川への道中にて


翌週には沖縄へ

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久々のやんばるの森


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帰路に偶然通りかかった潮間帯で見たチビ・マングローブたちの成長に、うちのラボのポスドクたちの将来の成長を重ね合わせてきました。


帰路には、久々に南国の海を眺めました。

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今回の調査では、今月で卒業するラボのメンバー2名に同行してもらいました。ずっと知床を中心とした寒いところばっかりだったのに、最後の野外調査が南国とは、なんとも不思議な感じがしました。

もうすぐ卒業、時間が経つのは早いものです。

研究にまつわる写真

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