今夏は、ひたすら山火事調査でした。

その中でもメインイベントであったのは、調査対象地であるKootenay National Parkの亜高山帯にある、Kootenay Pondでの湖底堆積物の採集でした。 共同研究者は、クイーンズ大学のDr. Douglas Hallettです。

今回は、天気が悪かったり、装備が揃わなかったり、本当に苦労しました。こんなに調査がうまく進まなかったのは初めてじゃないかと思うほどでした。しかし、最終的にはサンプルを採ることができました。 

サンプル採集までも非常に遠い道のりでしたが、このサンプルをさばくために、後日カルガリー大学BGSで夜中２時まで作業をしていました。ちなみに、日本では調査先や大学で深夜に作業をしている研究者や学生を見ることは多々ありますが、カナダ人が夜中２時まで作業をするのは初めて見ました・・・。これで、ロッキー山脈亜高山帯における過去の山火事体制を評価しようと思っています。気候変動とどうリンクするのか、結果が楽しみです。