3月10日 横浜国立大学教育文化ホールにて、GCOE主催シンポジウム「生態リスク管理の実践~若手研究者による挑戦の軌跡~」が行われました。
本シンポジウムに当たっては、企画から運営まで、GCOEのリサーチアシスタント(RA)の方々が進めてくれました。RAの方々の成果発表の機会を設けて、どのようにプロジェクトに貢献しているのかを示すべきであるとか、GCOEメンバーの方々に、RAの活動を知ってもらうべきであるということで、私が思いついて言い出したことなので、実際に負担のかかった(とばっちりを受けた)RAの方々には申し訳なくも思っています。しかし、実際には、素晴らしい内容のシンポジウムになったと思います。企画、告知活動、準備、当日の運営など、RAの方々が主体的に進めてくれました。
当日の午前中にRAによる英語での口頭発表、シンポジウムではRAによるポスター発表が行われました。また、シンポジウムでは、フェローおよび私が講演をしました。講演では、RAの方々により提示していただいたテーマにそって、計7件の講演を行いました。
本COEでは、生態リスクの管理について、研究と教育活動を進めているわけですが、生態系のリスクといっても、非常に多岐にわたることや、管理には不確実性が伴うことなどが、個人的には再認識できたかと思います。また、個人的には、エコシステムマネジメントやエコシステムアプローチの概念について、新フェローの方と共有できる点が多々あったことに驚きと喜びを覚えました。
このようなRA主体でのシンポジウムは来年度も実施予定なので、興味のある方のご参加をお待ちしています。