7月よりバンクーバーに移りました。
昔所属していたSimon Fraser Universityで再び研究をしています。
半年間の一時滞在です。また、調査や実習などで、その間にも日本に戻ります。
ラボから見る風景、なつかしのSFU
車窓から見る、遠くに浮かぶダウンタウン
運転していて気づいたのですが、この街は地図がなくても道を覚えています。一方で、横浜ではいまだにナビがなくては運転が困難です。つまりは、普段ナビに頼っているといつまでたっても道を覚えないのですね。
そこで思ったのは、ナビゲートしてもらうとその場では快適にこなせても、長期的にはあまり何も身につかないのではということです。教育でもそうなのではないかと。学生の指導にも当てはまるのではないかと。かといって放任すれば、勝手に道を覚えてくれるだろうというわけにはいかないでしょうし・・・。教育って難しいですね。
郊外にあるUBC(別の大学)の研究林にも行きました。
私の好きなDouglas-firがたくさん生えていました。北米ではメジャーな樹種ですが、実際にはカナダではごく一部の南西部沿岸および南西部内陸地域にしか生えていません。
山にも海にも面するバンクーバー、毎日快晴で夕景が綺麗です。
あのいまわしい雨季が来るとはにわかに信じられないくらいに、毎日明るく晴れ渡っています。