またもや知床調査を行いました。今回の調査は、予算獲得、事前準備などにおいても、もっとも念入りに計画してきました。
前回も相当数の方々が巻き込まれ参加してくれましたが、今回のプロジェクトはさらに大人数になりそうです。まずは、少数精鋭で、調査地を設定してきました。
知床にもようやく遅い春が来たかと思いきや、あっという間に夏のように。
海岸にも春を迎えた親子の足跡がくっきりと。
前回の毎日登る距離が増えていく&どんどん睡眠時間が無くなっていく山登り調査に比べて、随分と楽で楽しい調査でした(さぼっていたわけではなく、朝から夜まで毎日、調査をしていました)。
防鹿前にて。関西人、中途半端な関西弁を覚えつつある茨城人、急速に日本語を覚え始めたアメリカ人の混成チーム。
淡い色の春の幌別台地
断崖に咲く花とオホーツクに沈みゆく太陽
知床では、知床財団のゼミにて、私とForest Isbellがお話をさせていただきました。少しずつ科学の知見を、現場に還元していきたいと思っています。
そして、何よりも、今回こそ、切れ味のある成果を残したいです。