2016年1月アーカイブ

シンポジウム

多くの方にご協力いただき、日本生態学会関東地区会のご協力もいただき、シンポジウムを行い無事終了しました。

トロント大学のMarc Cadotteさん、東京大学のRichard Sheffersonさん、当ラボの辰巳による系統情報を利用した群集生態学についての発表がありました。

そして、上記の講演者の方々がJournal of Applied EcologyとJournal of Ecologyのエディターであることから、論文出版のプロセスに関するシンポジウムを開きました。こちらは、日本生態学会よりEcological Researchセミナーとして、当該雑誌の編集と運営に関わる方々として、編集長の九州大学久米さん、当ラボの岡田、そしてその他雑誌の編集者として私が発表しました。

上記、詳細は日本生態学会関東地区会の年報に掲載される予定です。

発表者、参加者、みなさん有難うございました。

知床プロジェクトの紹介

たびたび書いているJournal of Applied Ecologyのブログにて、当ラボの行っている知床での一連のプロジェクトの紹介をしました(結構長いです)。

今回は、Journal of Applied Ecologyの"Authors in Asia"というVirtual issue(特別号)に合わせてのブログシリーズの一環として寄稿したものです。特別号には、日本の著者の方も数名います。彼らによる研究紹介も随時掲載予定です。

なお、この特別号に掲載の論文、2月末までフリーアクセスとなっています。


レジリアンスの定義の多様性

生態学におけるレジリアンスの定義について私見をまとめた論考が、Trends in Ecology & Evolutionにてオンライン出版されました。

Mori AS (2016) Resilience in the studies of biodiversity-ecosystem functioning. Trends in Ecology & Evolution 31:87-89.

生態学において、レジリアンスの言葉は独り歩きしている感があります。CS Hollingの生態学的レジリアンスと工学的レジリアンスの定義をもとに、整理をしました。

追記: コメントレターが寄せられました。


熟考されたコメントだと思います。意見にも多様性があることは重要だと思います。

追記2: 私の論文のリンクは、3月11日までフリーアクセスで論文本体が読めます。

生物多様性の役割

生物多様性の役割について、サイエンスニュースのウェブサイトで取り上げて頂きました。

前編後編に分かれています。

以下、サイエンスニュースより。

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研究にまつわる写真

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