雑誌「農業と経済」に下記の論稿が掲載されました。
森林大国ニッポンの行方という特集において、今後の森林管理の在り方についての提言を述べたものです。
昨年度まで林野庁の生物多様性関連の補助事業の委員をしていましたが、この論稿の作成に当たり、その成果である報告書たちを再度眺めてみました。あの報告書たちは、行政資料としてどれだけ実際に生かされるのだろうかと、手間をかけた内容だけに非常に不安や疑問を覚えています。
今回の媒体は、政策立案者(policymaker)向けのものではなく、農業セクター向けの雑誌ですが、この寄稿の方が、あの報告書たちよりも多くの人の目に触れるだろうと思います。何らかの参考になれば幸いです。
ただ、読者層がよく分からないままに書いたので、可もなく不可もないような内容にしてしまった気もします。もっと私見を含んでも良かったかなと思っています。
いずれにせよ、良い機会を頂きました。