菌類チームの二人目は・・・
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大園 享司(京都大学生態学研究センター)
http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~tosono/
Q1.知床生物多様性評価プロジェクトには、いつから関わっていますか?
2010年7月の羅臼岳調査から参加していて、2012年9月と2013年9月にも現地に入りました。
Q2.このプロジェクトに関わるようになったきっかけは?
森さんに誘われたのがきっかけです。
羅臼岳の標高傾度を使ったサイト設定や、「しれとこ100平方メートル運動地」の土地利用の違いを使ったサイト設定の面白さに飛びつきました。
さまざまな生物群を対象として、生態系の動態やプロセスも考慮した共同研究を組み立てているところに、ユニークさと魅力を感じています。
Q3.得意技(もちろん、フィールド調査や研究面での)を教えてください。
土壌における分解プロセスと、菌類の多様性解析を行っています。
野外での分解実験、土壌培養実験、次世代シーケンサーを使った菌類のメタゲノミクスおよび群集・系統解析を、共同研究者や研究室のメンバーとともに進めています。
あと、きのこも狩ったり、パンチで葉に穴を開けたりもしてます。
野外調査では、エス気味の人でも、エム気味の人でも、楽めるような雰囲気作りを心がけています。
Q4.その他、何かあれば一言どうぞ。
このプロジェクトからは、森さんの指揮のもと、かなりまとまった成果が数年のうちに出ると確信しています。
研究室にも最近、データがだいぶ溜まってきたので、森さんにしごかれつつ、論文をいっぱい出してスッキリしたいです。
共同研究者の皆さんとの交流を楽しみながら、プロジェクトに貢献していければと考えています。
(2014年4月26日掲載)