成果報告の最近のブログ記事

2010年夏に、羅臼岳の森林で、いろいろな分類群を対象にした調査を行いました。
大勢のプロジェクトメンバーが参加して、プロジェクトメンバー以外にもたくさんの方にオ世話になりました。

その時にとったデータを元にした研究成果が、論文として公開されました!

Mori, A.S., Shiono, T., Haraguchi, T. F., Ota, A.T., Koide, D., Ohgue, T., Kitagawa, R., Maeshiro, R., Aung, T. T., Nakamori T., Hagiwara Y., Matsuoka S., Ikeda A., Hishi T., Hobara S., Mizumachi, E., Frisch A., Thor G., Fujii S., Osono T., Gustafsson L.
"Functional redundancy of multiple forest taxa along an elevational gradient: predicting the consequences of non-random species loss"
Journal of Biogeography, in press

概略をまとめた資料を作成してみましたので、よろしければご覧下さい。
→この論文に関するニュースリリースはこちら(http://akkym.net/shiretoko/News_Shiretoko_150416.pdf)からどうぞ

大変ご無沙汰しております。

知床メンバーのデータ整理・解析の進捗状況が気になる今日この頃ですが、
近日中に、2つの学会発表が予定されているそうです。

2012年3月17日~21日、大津で開催される、
日本生態学会第59回大会(ESJ59)と第5回東アジア生態学会連合大会(EAFES5)との合同大会での発表です。

1つ目(3月18日発表予定)
タイトル:Bleached area on leaf litter of Betula ermanii and Quercus crispula along an altitudinal gradient on Mt. Rausu, northern Japan.

2つ目(3月19日発表予定)
タイトル:Feeding behaviors and food availability in soil determine community composition of oribatid mites in northern forests of Japan.

参加者のみなさんからどんなご意見をいただけるのでしょうか?
大会終了後に、またご報告させていただきます。

5月17日より、羅臼ビジターセンターの特別展示室にて、

知床世界自然遺産地域生態系調査報告会 発表ポスター展:調べてきました! 知床の多様な生態系
がスタートしました。

私たちのプロジェクトからもポスターを提供させていただきました。

今度、知床に行くよ! という方は、
ぜひ、羅臼ビジターセンターものぞいてみて下さい。
そして、展示の感想などお聞かせ下さい。

今、札幌では、日本生態学会第58回全国大会が開催されています。
この知床プロジェクトメンバーも学会に参加していることでしょう。

プロジェクトメンバーによる、知床調査の研究発表はこちら。
 ↓
「知床羅臼岳における、標高傾度に沿ったササラダニ群集と環境要因の関係」
 *要旨や発表者などは、こちらからご覧になれます。
 http://www.esj.ne.jp/meeting/abst/58/P2-019.html

お久しぶりです。

2010年度もそろそろ終わりが見えて来た2月末、
札幌では、「知床世界自然遺産生態系調査報告会」という会が開催されました。

私たちプロジェクトのメンバーも3人参加をしてきました。

知床では、多くの機関、大学が、様々な調査研究を行っています。
年に一回、その結果や進行状況などを共有するために集まります。

私たちは初めて参加させていただきました。

後日、「知床データセンター」に、資料が掲載されるはずです。
http://shiretoko-whc.com/meeting/seitaikei.html

どうぞお楽しみに。